プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

金融危機本まとめ

連休中に部屋を片付けていたら、年末年始にまとめて出ていた金融危機がどっさり出てきました。処分する前にもう一度軽く読んでみました。サブプライムローンに始まり、リーマンショックが何故起こったのかというのを色々な角度から論じられています。読み比…

パラダイムシフトの目撃者か? 傷はぜったい消毒するな

私は寝ている間に傷口を掻いてしまう癖があるようで、何でも無い傷を悪化させてしまうことがあります。そこで気付いたのですが、ある程度広がった傷は消毒したり軟膏を塗ると直りが遅くなる事があります。それで、ネットで調べていたら「湿潤治療」に出会い…

対談本の真骨頂! なんかヘンだよね・・・

ふと手に取ったホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」を読みました。対談本って相手に遠慮しあって毒にも薬にもならない物が多くて全然期待していなかったのですが、予想以上に面白い一冊でした。 まずホリエモンもひろ…

プロの課題設定力

ホリエモン×ひろゆきと同じタイミングで買った本で、プロの課題設定力を読みました。コンサルタントが書いたということで、良くまとまって解り易い本でした。最もそれほど目新しい事は書いていないので、新発見をするというより思考方法の再整理に役立ったな…

アエラビジネス予約開始

ぐっちーさんのブログを読んでて、アエラビジネス 日本経済の新常識を予約しました。豪華絢爛なメンバー陣による執筆のようです。これで680円だったら安いですねぇ。個人的には、民主党政権後の動きの解説が楽しみです。 アエラビジネス 日本経済の新常識pos…

今月はお勧め!!Software Design 2009年9月号

今月のSoftware Design (ソフトウェア デザイン) が届きましたが、今回は中々良かったです。特集がクラウドコンピューティングで、付録としてiPhone開発の手引き。クラウド特集の方は事例集のような感じで実装の具体的な話ではないのですが、リアルに導入す…

プリンシパルを持っているか? 金融資本主義を超えて

移動時間にライフネットの副社長の岩瀬さんの金融資本主義を超えて―僕のハーバードMBA留学記を読みました。自分はプリンシパルを持っているか?それを元にどんな時にもブレない行動をとれるか?激しく自省したひと時でした。 前半で繰り返し語られるプリンシ…

一勝九敗

今更ながらユニクロの社長の柳井さんの一勝九敗を読みました。出版されてからもう5年以上経っていますが、古さは全然感じられません。自分にとっては20代の時に読むより、むしろ30代の今こそ読んだのが良かったのかなと思います。 私はIT業界で働いているの…

写経の為にブックストッパー注文してみた

本を見ながら作業するのに使える「ブックストッパー」が想像以上に便利な件 本を見ながら作業しようとしても 大抵の本は開いた状態を維持できずにすぐ閉じてしまうので、 これまでは他の本なんかを文鎮代わりに載せていた。 私も結構同じことをしているので…

死神の精度 或は人生に答えは必要か?

さっき寝る前に積読してあった死神の精度を手に取って軽く読んでたら、結局最後まで読んでしまいました。伊坂幸太郎は、魔王に続き2冊目です。相変わらず書き方が上手いですね。伊坂幸太郎の得意とする(?)ちょっと特異な特徴を持つ主人公の物語。今回の…

世間のウソとリスクゼロという狂気について

おたまじゃくしのエントリーを書いて思い出したのが、日垣隆さんの世間のウソ。この本の主題は、「世論を誤らせる構造的なウソ」です。如何に印象に騙され易いかというのを実例をあげて色々解説してあります。 例えば宝くじ。2004年の年末ジャンボは1億円以…

梅田望夫バブルと西村博之バブル 僕が2ちゃんねるを捨てた理由

つい先日、話題の「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」を読みました。ひろゆきさんの思考パターンが解って面白いのですが、個人的にはそこの部分については「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? 」で充分かなと思います。最近、ネットでのインタビュー記事とかも多…

1週間は金曜日から始めなさいといいますが

ポケット版 1週間は金曜日から始めなさい―仕事と人生が楽しくなる時間活用術 ちょっと空いた時間で読んでみました。勝間本と同じく効率的な時間活用方法を説く内容です。一番のテーマは時間密度をあげることです。これは、テレビを見ながらインターネットを…

この世でいちばん大事な「カネ」の話というか生き方の話

お金の話というより、人生で生き残る為のサバイバル論です。私も社会に出てITエンジニアとして10年くらい生きているのですが、一つだけ心掛けて来ていることがあります。明日もし会社が潰れたり首になったとしても、ああそうですかと笑っていられるだけの状…

「読書について」を読まずに本を読むべからず

私は割と多読な方で年に百冊くらいは軽く読んでいます。しかしながら、読書を論じられる時に必ず出てくるショウペンハウエルの読書について、これは実はたったの20ページの文章なのですが、恥ずかしながら今まで読んだ事がなかったです。まさにショウペンハ…

今週の東洋経済が面白い

週刊 東洋経済 2009年 5/16号をパラパラとめくって読んでいたのですが、個人的には今週はかなりのヒットでした。売れ筋の法則というテーマで、元気な小売業の紹介をしています。紹介されている企業に共通しているのが、自社の強みを徹底的に分析してそこを如…

パンデミックと初音ミクの関係

豚インフルエンザの流行とともに、パンデミックという耳慣れない言葉をよく聞くようになりました。初音ミクの派生製品かと思っていたのですが、いわゆる感染爆発の状態のようです。と言ってもよく解らないので何なんだろうと思っていた所、そのものズバリの…

続クラウドの衝撃 一貫性を保証するのは一貫して難しい

昨日に引き続き、クラウドの衝撃を読んでいて考えたことです。 本の本筋の内容ではないのですが、凄く納得した一節が次の文章です。 P60 (中略)アマゾンの経験では、ACID(Atomicity(原子性)、Consistency(一貫性)、Isolation(独立性)、Durability(…

クラウドの衝撃、或はSIerの悲哀

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった 最近話題のクラウド本をようやく読みました。Amazonのレビューにある通り、情報が整理されていて現状認識に最適な一冊かと思います。 そんなことより私が気になっていたのは、日本の大手のSIerがクラウド…

集合知イン・アクションというのが出ていたので買ってみた。

本屋をぶらぶらしていると、集合知イン・アクションという本が販売されていました。思わず即買いです。集合知プログラミングとの違いは、アルゴリズムより実装の解説に重きを置いているところだと思います。また、サンプルコードは全てJavaなので、Pythonわ…

日本人になった祖先たち

昔、Genographic Projectで自分の遺伝子のルーツを調べて貰えるプロジェクトがありました。100ドルくらいで検査キッドが送付され頬の内側の粘膜でDNAを採取して送り、遺伝子を解析してもらうといった類いの物です。恐らくプロジェクトの目的は、最新の遺伝子…

楊令伝 九 予約開始

Amazonで買い物した時に、楊令伝の9巻が発売しているのを見つけました。さっそく予約。 でも、Amazonの内容紹介ひどくないかい!!思いっきりネタばらししているではないかい。 楊令伝 九posted with amazlet at 09.03.31北方謙三 集英社 売り上げランキン…

中谷巌は、自戒したのか?

偉そうなタイトルですいません。 ネット上での余りの評判の悪さに逆に興味を持って、資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言を読んでみました。何と言うか国家の品格を読んだ後のような読後感です。晩節を汚すというか、人間の最後は情緒的になっ…

買うかどうか考え中の本

以下、悩み中です。本屋で見てから決めようと思います。 「R25」のつくりかた (日経プレミアシリーズ) 面白そう。Amazonで売り切れなんだよなぁ。 クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった 大手SIがクラウドをどう見ているか興味あります。乗り方…

遂に登場!!iPhone デベロッパーズ クックブック

はてブのエントリー経由で知りました。遂にiPhone デベロッパーズ クックブックが日本語訳されて発売開始したようです。ということで、早速注文。早く来ると良いなぁ。 お勧めだったら、iPhoneアプリを作るならば、これを読め!!に追加する予定。 iPhone デ…

これ買うべきか?Amazon EC2/S3クラウド入門

Amazon EC2/S3クラウド入門というのが出ているようです。どんな内容なんでしょうか?普通に接続の仕方とかだったらいらないしなぁ。本屋でちょっと立ち読みしてみようと思います。 Amazon EC2/S3クラウド入門posted with amazlet at 09.02.11学びing 秀和シ…

iPhoneアプリを作るならば、これを読め!!

iPhoneアプリを作ろうと思った場合、3つの壁が立ち塞がると思います。 Objective-Cが解らない Cocoaプログラミングが解らない(ユーザーインターフェースの作り方の部分) 日本語の情報が少ない 私も3ヶ月前にiPhoneアプリを作ろうとして、挫折しましたw。…

将器とは? のぼうの城

のぼうの城を読みました。さくっと読めて痛快な作品です。他の歴史小説では、あまり読んだことがないようなタイプの書き方ですね。とってもライトです。手軽に歴史小説を楽しみたいという人に受けそうです。これから似たような感覚の書き方の人が増えるんで…

楊令伝8 予約開始

「Amazon.co.jp から楊令伝 四 雷霆の章などのおすすめ商品のご紹介」といったメールが来ていました。楊令伝そろそろ出ているのかなと思って見てみると、やっぱり8巻の予約が可能となっていました。さっそく予約。 ところで、これはどういったアルゴリズム…

竹中式マトリクス勉強法

最近、高橋洋一の本をまとめて読んでいました。その中でよく出てくる名前が竹中さん。その為か、本屋を通りかかった時に、つい買っていました。一気に読みましたが、読後の感想としては中々良いです。内容としては、勉強方法というより自己啓発本でしょう。…