あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2023年の主な活動は、技術書を2冊と技術同人誌を2冊執筆しました。登壇は、AWS Dev Dayの物理登壇と、JAWSUGでリモートで2本です。またAWS Ambassadorは引退して、代わりにAWS Community Buildersになりました。一昨年同様に昨年も、へとへとになりながら何とかやっています。
16,17冊目の本の出版
2023年6月に出したのが、要点整理から攻略する『AWS認定 データ分析-専門知識』です。AWSを利用してデータ分析をすることのニーズは非常に高まっています。では、どうやって分析すればいいのか?その段階になると、各自思い思いやっていることが多いです。このあたりを体系的にまとめて、認定試験対策にもなる本を意図して執筆しました。
AWSのデータ分析関係のサービスは非常に多岐にわたります。最初のガイドになるように、あまり不要な部分はバッサリと省略してコンパクトにまとめたつもりです。しかし、レビューをみていると「網羅性が低い」や「説明があっさりしている」などのコメントが目立ってなかなか難しいなぁというところです。誤字脱字が多いのは、本当にごめんなさい。
そして、トドメがデータ分析専門知識が2024年4月に廃止とのアナウンスがありました。これは試験区分の再編成の布石だとは思うのですが、今後の増刷の可能性はほぼなくなるので悲しいですねぇ。
17冊目の本は、AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版です。AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトの対策本ですが、遂に改訂の第三版まできました。それぞれの版ごとに、かなりの増刷を重ねているので(全然数えていないのですが)累計ではかなりの冊数になっています。
第三版は全面的に構成を見直しています。そして中の文章も、かなり書き換えています。改訂部分は自分一人で担当したので、かなりの時間を要しました。そして、模擬試験は小西にお願いして、実践に即したものに仕上がっています。1回あたりの刷数がかなり多いのに早々に増刷されました。需要の大きさに驚くばかりです。
※執筆が遅くなったので、第二版で予定外の増刷が繰り返されました。関係者にはいろいろご迷惑をおかけしました。ごめんなさい
技術同人誌
2023年は技術書典が2回ありました。今年は参加できる回は全部でる、そして出るからには新刊を出すと決めていました。その決意のお陰で、短編ですが、無事2冊出すことができました。
まぁギリギリに出すと非常に高くつくということが解ったので、今年は計画的に出していきます。宿題として残しているのは、次の2冊です。
- AWS Organizations本を書いて、IAM本3部作として完結させる
- データ分析基盤本の完結作として、実装編を書く
これ以外に、IAM本を英訳してKindleで出してみたいとか、それだったら少し改訂するかなど、やりたいことはいくつかあります。
執筆以外のアウトプット
冒頭に苦戦した1年と言った通り、アウトプットの総量は不調でした。個人ブログで11本、会社ブログで11本と、合計22本のみでした。2022年に比べるとアウトプットが回復したものの、全般的に火力不足です。執筆の仕組みを再構築しないと、現状の余裕時間ではこれ以上は難しいと感じました。
2024年の目標
まず、アウトプット関係で2024年中に実施予定の項目です。
- 技術同人誌2冊、試験対策本2冊、他新規1冊、既存本の改訂2冊
- Kindleの英語本を出す
- 大規模イベント登壇2回、勉強会4回登壇
- Twitterフォロワー 8,000人
- AWS Heroを目指すために、実績づくり
必要な時間を割り出してみると、現状ではとても足りません。決意だけしても仕方がないので、仕組みに落とし込みます。
- スマホに費やす時間を短くする。アプリタイマーの設定と、寝室にスマホを持ち込まない
- SNS等に時間を費やさない。FocusGuardで、ブラウザでながら見を禁止する
- 執筆習慣を作るための仕組みづくり(メルマガを想定)
- 平日日中の仕事を18時で終了にする仕組み(詳細割愛)
- AWS Community Buildersの実績登録を月1で実施し、アウトプット量を定期的に確認する。
- 年間の執筆計画の策定
- 手帳を毎日つけて、予実管理と振り返りの習慣化
毎日の振り返りと、月単位の振り返りをしっかりしていきます。
まとめ
ここであげた書籍等のアウトプット以外にも、仕事やプライベートの活動、投資活動などやることは沢山あります。もう無理の効く歳ではないので、できる範囲で今年も1年過ごしていこうと思います。本年もよろしくお願いします。