エゴサーチが趣味なので、『AWSの薄い本 IAMのマニアックな話』の輪読会が開催されることを知りました。参加してよいか暫く逡巡しましたが、属性縛りが無かったので参加させて頂くことにしました。
weeyble-infrastructure.connpass.com
どんな輪読会だったのか?
秋葉原にあるコワーキングスペース Weeyble(ウィーブル)さんで開催されていました。コワーキングスペースがサポートして、その中の利用者が有志で始めている輪読会のようです。インフラ系の輪読会が多く、過去にはAWSパターン別構築・運用ガイドも開催されてた模様です。
輪読会のスタイルとしては、読んでこられた方がスライドを作っていたので、それを元に章ごとのサマリーと重要な項目のディスカッションをするというスタイルでした。2時間弱の時間でしたが、かなり効率よく知識をインプットできるスタイルでした。
参加してどうだったのか?
IAM本の著者なので、参加してうざがられるか心配しておりました。輪読会のSlackに事前に登録して、著者である旨を宣言した上で何食わぬ顔で参加させて頂きました。
何食わぬ顔で参加中https://t.co/VnJhWcnH7P
— Takuro SASAKI@技術書典-1日目 (@dkfj) 2020年1月10日
発表者の方は、最初はものすごく話しづらそうだったのが印象的でした。申し訳なかった。でも、すぐに慣れて、私もディスカッションに参加したり、記述する内容について質問を受けたりできました。読者層の興味範囲が解って、なかなか貴重な時間でした。あとIAMロールの概念を説明するの、やっぱり難しいですね。
どんな話題がでた?
IAMに興味があるということで、マルチアカウントも視野に入れている方がちらほらいました。、OrganizationのSCP(Service Control Policy)についての関心はやはり高く、次の本ではまだ中心として取り上げない予定と話すと心底がっかりされました。夏までにがんばりますので、お許しください。後はControl Towerは良さげだけど、ちょっと敷居が高いという話も挙がっていました。この辺りは、2月末で出す本で解説する予定です。
感想
わりとドキドキしながら参加しましたが、行って良かったです。書いた本でどの辺りが解りにくいのか、或いはニーズがあったのかなどは、ダイレクトに知る機会はなかなか少ないです。また機会があったら参加したいと思います。地方でも良いので、もし開催予定がありましたら、お気軽にお声がけください。都合つけば参加させて頂きます。