Twitterでつぶやいておりましたが、2/29,3/1に池袋で開催される技術書典8に出展します。前回の技術書典7で大好評だった『AWSの薄い本 IAMのマニアックな話』の続刊として、『AWSの薄い本Ⅱ アカウントセキュリティのベーシックセオリー』を出します。
そして今回は、私一人ではなくサークルとして複数人で参加し、それぞれが執筆します。ということで、私の新刊1冊を含め一挙4冊の新刊を発表します。ということで、執筆者と書籍の紹介です。
クラウドネイティブファーストストーリー
コンテナとBlue Greenデプロイ、DevOpsについて一日中喋り続けられる新井さんと、ボイスUI本の作者でありAlexaマスターの馬勝さんによるコンテナ&DevOps本です。
概要:
クラウドネイティブを支える技術である「コンテナ」と「CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)」を中心トピックにご紹介します。本書を通して、自分達が過去に悩んだ点、躓いた点、気をつけなければならない点などをシェアすることで、クラウドネイティブなアプリケーションの開発を考えている方々に最初の一歩をお手伝いしたい、という想いから執筆しました。
本書は、AWSのECS/Fargate/Codeシリーズなどの各種サービスを組み合わせていくことで、コンテナやCI/CDのベース環境の構築を行うハンズオン形式で構成しています。アプリケーション観点というよりは、インフラストラクチャーや運用観点にトピックの主軸を置いています。
中級者にも満足してもらうために、ハンズオン内には随所に構築に役立つTipsや補足情報なども記載していますので、是非、Tipsを探して読んでみてください。
対象読者:
- AWSでコンテナ・CI/CDを使ったことがなくチャレンジしてみたい方
- AWSでコンテナ・CI/CDの構築に苦戦している方
- コンテナ・CI/CDに関して、初心者から中級者にステップアップしたい方
技術者としてメチャクチャ濃い二人の共著です。飲みに行っても、俺のデプロイ方法を聞けとずっと語っている二人です。そんな二人の熱い思いがこもった一冊です。
ちなみに表紙の動物は名前からとって、アライグマと馬とのことです。かわいい表紙にハードコアな内容のギャップに期待!!
CognitoとAuth0とFirebase認証を比べる
Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法の共著者である高柳さんは、Webシステムを実装する上で、認証をどうするか。それの実装であるメジャーなサービスの比較です。
概要:
ユーザーのIDを管理するのはWebサービスを展開する上で必要になりますが、独自で実装するにはハードルが高いです。外部のサービスを利用することでユーザーのサインアップとサインインを比較的簡単に実現できます。この本ではCognito User Pools、Auth0、Firebase Authenticationを中心にサービスの紹介と比較をします。
高柳さんは、モバイルアプリやサーバレスアーキテクチャを中心に取り組んでおり、最近は何の因果かひたすらシステムの認証認可周りの担当をしています。そんな経験がギュッと詰まった一冊になると思います。
AWSを通じて、とにかくモニタリング(監視)を考える本
同じくAmazon Web Services パターン別構築・運用ガイドとAmazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法の共著者である佐藤さんは、モニタリングの話です。なんかエモい話が聞けそうです。
概要:
2020年になり、2010年代が終わりました。2010年代はクラウドやコンテナが発展とともに、「モニタリング(監視)」の形も大きく変わったと思います。この本は、「モニタリング(監視)」というテーマについて、CloudWatchを中心にAWSの各サービス見ながら、今何を監視すべきなのか、どのように行うべきかを著者の経験を基に考えて行く本です。
また、本来技術書であれば、客観的に事実や理論を記述していくと思いますが、今回は同人誌という形でもあるので、普段私が監視について考えていることをなるべく主観を交えてありのまま書いて行きたいと思います。そして、所々この10年を振り返りつつ記述していきますので、ある意味「2010年代を生きたエンジニアが残したサーバー監視にまつわる手記」のようなものと思って楽しんでいただければ幸いです。
対象読者:
- 普段なんとなく監視を行っている人
- 他の現場のエンジニアがどのように監視を考えているか気になる人
- AWSを触り始めたが、どのように監視を設計していけばいいかわからない人
ユーザー企業で働く佐藤さん。大規模なAWS運用を支えてきた実績にもとづくポエムが期待です。
まとめ
自分で言うのも何ですが、かなり濃いメンバー集めての出展です。締め切り近づいているのに、全然執筆の時間が取れず焦っておりますが、なんとかやりとげます。ぜひ、当日お会いいたしましょう!!初日(2/29)の『い20』です
なお、BOOTHの紙版で品切れ中であるIAM本も増刷します。紙の本が欲しいよという方は、ぜひBOOTHに起こしてください。オンライン版を既に購入済みの方には、何らか安売りの方法検討します。
booth.pm
サークルページはこちらなので、ぜひチェックをお願いします。刷り部数に影響します!!
techbookfest.org