プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

技術書典17で合本を書きました

本日、11月2日から始まる技術書典17に向けて、会社の同僚と合本を書きました。
AWS の薄い本の合本 Vol.01

techbookfest.org

AWS の薄い本の合本 Vol.01の構成

 7人がそれぞれMax15ページを書いています。目次、まえがき、あとがきを合わせると112ページの大作です。章ごとに執筆されていて、章タイトルと執筆者は次のようになっています。

第1章 S3を安全に使うための10の約束(執筆:佐々木拓郎)
第2章 Security Hubを最大限活用するためのポイント(執筆:大林優斗)
第3章 IAMベストプラクティスとCDKによる効率化ガイド(執筆:志水友輔)
第4章 CloudFormation StackSetsでマルチアカウント統制(執筆:西内渓太)
第5章 1コンテナで複数プロセスを起動し正常終了させる(執筆:浮田博揮)
第6章 マルチステージビルドで学ぶDockerのイメージ軽量化(執筆:小山ちひろ)
第7章 クイズで学ぶAWSの機能と歴史:厳選「機械学習」編(執筆:小西秀和)

 S3のように昔からあるサービスから、機械学習(AI)やコンテナ、CDKなどの今のメインストリーム、そしてSecurity HubやCloudFormation Stacksetsなど、使ってみたいけど中々手が出ないサービスまで、様々なテーマを網羅しています。

S3を安全に使うための10の約束

 私が担当したのは、1章の『S3を安全に使うための10の約束』です。AWSの強さの根幹の一つは、S3と確信しています。正しく使うと、ユーザーにとってこれほど有意義なサービスはありません。一方で、設定を誤ると重要なデータの漏えいといったことにもつながります。S3怖いとならないように、主な考慮点をエッセンスとしてまとめました。
 1章の詳細の目次は、次のようになっています。1章2項がメインのコンテンツで、10のお約束と称して1ページ1トピックでまとめています。1トピックについて、普通に書くと3〜5ページくらいになりました。それをギュッと圧縮しての1ページなので、大切な事を直ぐにつかめるように濃縮しています。

1.1 S3 の基本のキ
 1.1.1 Amazon S3 とは?
 1.1.2 オブジェクトストレージとは
 1.1.3 Simple Storage?
1.2 S3 を安全に使うための10 の約束
 1.2.1 S3 のアクセス制御の基本 3+1 のアクセス制御法
 1.2.2 EC2 に付与するIAM ロールを最小権限にする
 1.2.3 マネジメントコンソールからS3 へのアクセスに対する考え方
 1.2.4 バケットポリシーによりS3 へのアクセスを制御する
 1.2.5 機密データの保護とKMS
 1.2.6 EC2 からS3 への4つのアクセス経路
 1.2.7 S3 のデータバックアップの考え方
 1.2.8 S3 に関わるコスト
 1.2.9 S3 Webhosting とCloudFront
 1.2.10 ブロックパブリックアクセスを原則適用する
1.3 S3 のまとめ

オフライン販売について

 11月3日の池袋・サンシャインシティでのオフライン頒布会にも、もちろん出展します。サークル名は『ササキです』で、場所は『き01』です。

会場には終日いますが、メンバーで交代予定です。当日の予定は、下記のとおりです。非番の時にもブースにいる可能性はありますが、会場内をうろついている可能性が高いです。直接の御用がある時は、この予定をみてお伺いください。

 ご来場には、予め入場券の購入(無料)とアプリが必要ですので、ご注意ください。
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販売場所と販売期間について

 今回の新刊は合本です。売上の分担や、その後の納税時の手続きが煩雑となるため、期間内の販売とさせていただきます。技術書典17オフラインの開催中の11/2〜11/17と、BOOTHでの販売は2024年内を目処とさせていただきますのでご了承ください。BOOTHの商品ページはこちら

takuros.booth.pm