体調わる子さんのブログのアクセス数とAmazonのアフィリエイトの結果を見て、割りと驚愕を受けました。50万PVで6千円台とのことで、恐ろしく効率が悪いなぁと。
一方で、はてブの傾向を考えると納得いく部分もあります。はてブ経由のアクセスは、ハッキリ言って殆ど収益性はないのです。以前、はてブ1万ブックマークの顛末で軽く触れましたが、トップに載って数万アクセスを得ても全く物は買ってくれません。本当に買ってくれません。ブコメの欲しいってなんだよと思うくらい買ってくれません。儲かってるんだろうなぁと羨ましがる必要が無いほど、買ってくれません。同様にGoogle Adsenseのクリック率も低いです。はてなの経営が大丈夫かと思う程、広告は踏まれません。それほどに訓練されているのが、はてなブックマークユーザです。
では、収益性が高いページというのは、どういったページなのでしょうか?それは、検索経由でアクセスされるページです。場合によっては、10%くらいのクリック率&コンバージョン率くらいの勢いです。計算すると1%ですが、はてブのトップからの率でいうと0.01%くらいが実情です。
となると、検索されるようにSEOすれば良いという話になると思うのですが、このご時世SEOの効果はおまじない程度に考えた方が良いのではと思っています。もちろん内的SEOと呼ばれるような、検索エンジンが読みやすい形にすることは必要です。しかし、そんなものは殆どのブログサービスで実現されています。ということで、大差ない世界です。SEOを考えている暇があれば、面白いテーマ・読まれるブログを書いていた方が100倍有効です。
一方で、最近観察している中で特異な現象があります。@fladdictが紹介するサイト・商品は、ことごとく過負荷でダウンもしくは売り切れを起こしてしまいます。フォロワー数は3万とマスコミに出てない人では、最大級ではありますが、驚異的です。いわゆる「インフルエンサー」と呼ばれる存在なんでしょうが、それにしては影響力が大きすぎるような気がします。twitterもページランクのように、フォロワーの重要度を考えて計算すると何か違ったモノが見えてくるのかなぁと思います。
ちなみに、fladdictさんとは会ったことないです。ついでに、綴りが覚えにくいです。でも、間違ってもGoogleさんが訂正しれくれます。
まとめ
今回もつらつら書いて、まとめがありません。しかし、元々言いたかったことは、UIが上手く行き過ぎると広告は無意味になるという現実です。はてなブックマークは、色々批判が出ているものの人々の関心を可視化して、それを万人にアクセスされやすくなる実装としては最上級のモノだと思います。その結果、コンテンツに付随する広告の価値が下がっている現実があるのではと思います。一方で、人間ベースで鬼のようなコンバージョンを発生させうる人もいます。この辺り、どう考えていけば良いのかなぁと思う今日この頃です。或いは、元々世の中そんなものなのですかね?
追記:
ネット上のカリスマやバズ・マーケティングについて、一番納得のいく解説をしているのが「ウェブはグループで進化する」です。曰く、感情をシェアしよとのことです。
See Also:
1万ブックマークを達成して気がついた3つのポイント。或いはソーシャル・ネットワークについて
素人ブログのマネタイズの話
「ウェブはグループで進化する」を読みながら、シェアされるポップを考えた
参照:
10月のアクセス解析を発表するよ - 体調わる子の毒吐きブログ