先日、京セラドームで開催されたJAWS FESTA Kansai 2013。色々とあったものの無事に終了しました。申込者の合計は最終的には800人を超え、当日の参加者も600人に達する勢いでした。今回は大阪開催ということで、開催の準備を少し手伝っておりました。備忘を兼ねて、思ったことをまとめておきます。
電源事情
私の担当は会場の設備だったのですが、終わってみての感想は物理的なインフラをスケールアウトするのは難しいということです。ご存知の通り京セラドームで開催だったので、一般的な勉強会のようにセッションごとに部屋が分かれている訳ではありません。となると、配電盤から電源ドラムで引っ張ってきて、さらに延長コードで分けるということが必要です。この制御が想像以上に難しかったです。その為、何度かブレーカーが落ちるという自体になりました。ということで、急遽間引いたり電源の利用を控えて頂くように調整していました。あと最初は近距離については電源ドラムを巻いたまま使っていたので、発熱で溶ける寸前まで熱を持ってしまっていました。色々な大規模イベントで当たり前のように電源が供給されていますが、この事自体も凄いノウハウがあったのだなぁということを実感しました。
ネットワーク事情
またネットワークの方も、問題続出でした。この規模になるとWifiルータだと無理だろうということで、光回線を引き込んで用意していました。お陰で上位の回線自体は問題無かったのですが、DHCPでのアドレス枯渇に悩まされました。ハンズオンなどで必要な分だけを用意していたのですが、セッションが終わった後も利用する人がいるので想定より多くの人が利用していました。またそもそもアドレスのリース期間等もあるので、かなり余裕を持たせておく必要がありました。不特定多数が数百人規模で同時に利用するといったネットワークに関わることは無かったので、よい経験になりました。
ちなみにイベントと関係ない部分ですが、これだけの人間が集まるので携帯/スマフォの入りが悪くなるかなと思っていました。蓋を開けてみたらどっこい、全然問題ありませんでした。京セラドームということで、各通信キャリアも特別な対応をしているのでしょうね。
まとめというか感想
そもそもの部分で、事前にあまり参加せず当日のみのお手伝いが中心だったのが多いな反省点でした。それを離れて当日のプログラムを振り返ってみると、豪華メンバー陣のトラックが4本並行開催の他に、アンカンファレンス・ワークショップ・ハンズオン・CDP道場と非常に熱気があって良かったです。特にCDP道場やワークショップは、実際にどれくらい参加者がくるか少し心配していました。しかし蓋を開けてみると、非常に盛況でした。特にCDP道場は非常に好評で、途中で会場広げた程です。Elastic万歳!!
またHTML5やRuby,PHPやWordPressなど、関西のコミュニティが大集合しました。おそらく全くAWSを知らなかった人も多数来られていたのではないでしょうか?今回をキッカケにクロス・コミュニティで活動していく始まりになれば嬉しいですね。JAWS-UGが新たな局面に入ろうとするのを実感出来る1日でした。楽しかった!!
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