ところが今回の一件で調べ直して分かったのだが、アスクルでも【今年の5月9日から】送料無料の基準が引き下げられていた。具体的には「1回の注文金額合計が1500円(税込)以上なら無料で配送。未満は315円」になった。相変わらずアマゾンにおける「お急ぎ便」(追加配送料350円で到着が一層早くなる)や「アマゾンプライム」(年間3900円で「お急ぎ便」が何回でも使える)などのサービスは存在しないが、「配送料無料」の基準がアマゾンと同じになったのは極めて重要。
アスクルが個人でも使える事を初めて知りました。この方が言っている通り、配送料無料というのは極めて大きなファクターだと思います。厳密には送料無料ではないのですが、私もAmazon プライムを使うようになって一部生活のスタイルが変わりました。
元々1冊からでも迷わず買いたいという動機でプライム会員になったのですが、本以外でも利用するようになりました。それは家の補充用品です。例えば、掃除機の紙パックやシャンプーの詰め替えとか。私の場合は基本的に、家に在庫を一つ置いておいて無くなったら補充するというスタイルを取っています。補充は次にスーパーに行った時に買っていたのですが、忘れることもしばしばです。でも、Amazon プライムならば送料が掛からないので、その場で一つから買えます。特に掃除機の紙パックのように型番があるものに威力を発揮します。その場で同じ物を探すので、わざわざ型番をメモして買い物という手間が必要ありません。(プリンタのインクとかでも同様ですね。)その場で買うので、忘れることも絶対ありません。
配送が環境に与えるコストを考えるとエコに反しますが、一度味わったら止められなくなります。大規模小売店に押される町の小売店の生きる道はここにあるのかも知れませんね。(小さな店こそ、その負担に耐えられないのかもしれませんが。)