プログラマでありたい

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Type-C搭載ディスプレイを活用した複数PCの切り替え術

 みなさんのPCデスク周りはどういった環境でしょうか?テレワークの浸透で、自宅でのPCデスク周りの充実が急速に進んでいると思います。私も昇降式デスクを導入するなど、自分好みの環境に整備していっています。
 そんな中で少し困っていたのが、複数のPCを利用する場合の環境の切り替えです。私は日中は会社のPCで業務し、夜間は自分のPCで原稿の執筆などをしています。この際に困っていた事として、キーボードやマウスは同じものを使いたいので、PCの切り替え時の手間が面倒くさいということです。試行錯誤した末に行き着いた現状の構成を紹介します。

PC周りの周辺機器

ディスプレイはType-Cの給電タイプ

 まず環境の中核となるのが、USB Type-Cで給電機能とUSB自体のハブの機能を持つディスプレイです。条件がかなり絞られてしまうのですが、給電機能を持つものが重要です。自分が買ったものは絶版になったようですが、LGの27インチのものを買いました。このシリーズです

キーボードは有線のもの

 キーボードはREALFORCE TKL for Macです。キーボード自体は好みのもので良いのですが、重要なのはBluetooth接続ではなく有線接続のものを選ぶことです。或いはマウスのところで後述しますが、USBレシーバー(ドングル)で接続するものを選びます。ちなみに私はWindowsとMacの両方を使うため、for Macを選択しています。

マウスはUSBレシーバー(ドングル)対応のもの

 そして最後のマウスです。マウスも過去、いろいろなものを使ってきましたが、今はシンプルさと持ち運びのしやすさを重視して、ロジクール M325tDS を使っています。自宅と会社と外出カバンに入れる用に3つ買っています。

 マウスで重視した点は、使いやすさはもちろんのこと、USBレシーバー(ドングル)で接続するタイプであることです。PCを切り替える際に、Bluetoothで接続していると切り替えの手間がかかります。そこを解決するのがUSBレシーバータイプのマウスなのです。有線タイプのマウスという選択肢もありますが、さすがに今の時代に有線マウスはないかなと。

PCの切り替え方法

 周辺機器の説明をしたところで、本題のPCの切り替え方法です。実現方法はシンプルで、ディスプレイの裏のUSBにマウスのドングルやキーボードを接続しています。そして、ディスプレイとPCの接続は、Type-Cのケーブルで行っています。違うPCを使う時は、このケーブルを刺し直すだけです。つまりディスプレイにドッグステーションの役割を持たせています。

 PCを同時に使いたいというニーズには対応していませんが、私の場合はこれで充分です。あまり頻度は高くないのですが、嫁さんや子どもたちが自分のPCやタブレットを使いたい時も、Type-Cにさすだけで使えるようになっています。PCでの設定が不要なので、一定のニーズはあるんじゃないかなと思っています。

 ちなみに裏面は、こんな感じになっています。


 ネットへの接続も、Wi-Fiではなく有線LANにしています。そのため、USBハブを増設して無理やりつけています。
※ごちゃごちゃなので、そのうち整理したいです。

まとめ

 複数台のPCの切り替えはKVMスイッチが鉄板だと思います。ただ、同時に複数のPCを利用しない前提であれば、こういったシンプルな切り替え方法もあるよという紹介でした。みなさんもぜひ、自分なりの環境を構築していってください