執筆用のMacBook Air (Early 2014)のバッテリーがへたってきました。また、元々Retina対応ではないので、原稿の校正の時にPDFを見ようとしても拡大しないと見えないという問題がありました。年末くらいから悩んでいたのですが、iPad Pro(10.5インチ) + Smart Keyboard + Apple Pencilを買いました。
iPad Proを選んだ理由
Macbookの買い替えでなく、iPad Proを選んだ理由はApple Pencilの存在です。プライベートの趣味である執筆活動の関係で、PDFになった原稿に赤入れする機会が多いです。現状、Macのプレビューの編集機能を使っているのですが、正直面倒くさいです。これ手書きでやりたいなぁということでiPad Proにしました。
それ以上に、iPad Proでどこまでパソコンの代替になるか試してみたいという気持ちが強かったのも事実です。
iPad Proにして良かった点
Smart Keyboardの使い易さは、予想以上でした。過去、iPhone, iPad用のキーボードを3〜4個くらい買いましたが、まぁソフトウェアキーボードよりましかな程度でした。しかし、iPad Pro用のSmart Keyboardは、パソコンのキーボードとほぼ遜色がないレベルです。タブやコピー&ペーストをキーボード操作で実現できるのは、やっぱり楽です。※価格は、遜色がないレベルではなく、REALFORCE/Happy Hacking Keyboardレベルですが。。。
Apple Pencilについても、手書き用途としては全く問題ないレベルです。私の汚い字を、ちゃんと再現してくれます。また、細かいタッチを微妙に補正する機能もあるようで、ハードとソフト面でいろいろ工夫しているのだなと垣間見れます。
あとは、持ち運びやすさもいいですね。今回の選定基準の一つに、常にカバンに入れていても負荷が小さいというのもいれていました。今のところ、全く気にならないレベルです。
iPad Proで困っているところ
逆にiPad Proで困っている点、つまりはMacbookより使い難い点をあげると沢山あります。入力一つにしても、悩むところは多いです。例えば、全角の空白をどう入れるかとか、行の先頭の英単語を勝手にに大文字にされるとか。それ以上に大きいのが、各アプリ側の対応。例えば、この記事は、はてなブログアプリで書いています。最低限の機能はあるものの、PC版の機能のフルセットではありません。結局、ブラウザの方を利用に切り替えたのですが、それでもスクロールにあわせた右の補助メニューの追付いのように、PCで出来ていることが実現できないことが多々あります。
これは、Appleの問題というより各社の対応状況の問題です。利用者数から考えると、当面は解決の見込みはないでしょう。
これから試したいこと
いろいろ不便なところがあるというのは、まぁ予想の範疇です。でも折角なので、iPad Proでしか出来ない使い方をいろいろ試してみようかなと思います。もともとMacbookも併用するというのは既定路線なので。Apple Pencilの活用以外としては、例えば音声入力ですかねぇ。
感想
とりあえず半年後の自分への備忘録として書いてみました。1ヶ月、2ヶ月と使っていって、どう変わっていくか乞うご期待!!
一方で、下記については依然として自分の中でも消化できていません。
この前に書いた分の印税を充当して、iPad ProとSmart Keybord, Apple Pencilを買った。そして、執筆作業している。赤入れなどの作業が、かなり快適になった。しかし、冷静に考えると、何かがおかしい。
— Takuro SASAKI (@dkfj) 2018年1月28日