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結局、Macbook Pro 2012 Midは中々良い選択肢なのでは?


 現行のMacbook Proの13インチで買えるモデルは2種類です。Macbook Pro Mid 2012と称されるMD101Jと、RetinaモデルであるMD212J(Macbook Pro Retina Late 2012)です。恐らく最後のオンボードメモリではないモデルであるMacbook Pro Mid 2012は、中々良い端末なのではないかなぁと思うようになって来ました。とりあえずスペック比較をしてみましょう。参考の為に、Macbook Airの13インチも入れています。またCPUとストレージは、同一モデルで一番低いスペックのものを載せています。

型番 Macbook Pro Retina 2012 Late MacBook Air 2012 Late Macbook Pro 2012 Mid
CPU 2.5GHzデュアルコア
Intel Core i5
1.8GHzデュアルコア
Intel Core i5
2.5GHzデュアルコア
Intel Core i5
最大メモリ 8GB 8GB 8GB(16GB)
ストレージ SSD128GB SSD128GB HDD500GB
グラフィック 2,560 x 1,600ピクセル 1,440 x 900ピクセル 1,280 x 800ピクセル


 まずCPUについてですが、Macbook ProはRetina(2012 Late)でも非Retina(2012 Mid)でも同じです。Airは省電力の為か、1ランク下のも使っています。次に最大メモリですが、これはどれも8GBです。しかし大きな違いがひとつあります。Retina(2012 Late)とAirはオンボードメモリの為に、メモリを増設したければ購入時に指定するしかありません。しかもメモリを増設したものは、AppleストアかAppleオンラインストアからしか購入できません。これに対して、オンボードメモリではないPro 非Retina(2012 Mid)は、いつでも増設出来ます。また非公式ながら16GBまで増やすことが出来ます。HDDについても同様に、自分で装填し直すことが出来ます。最後にグラフィックについてですが、これはRetinaモデルが段違いです。意外に検討しているのがAir。Airにすら負けるPro 非Retina(2012 Mid)となっています。
 上記のことを考えると、Pro 非Retina(2012 Mid)はグラフィック性能以外は中々の性能を誇っています。ちなみに現時点(2012/11/12)での参考価格で言うと、MD101Jが83,000円メモリが5,500円くらいSSD120GBで7,500円となって合計96,000円と10万円以下で買えます。これに対して、Retina ProとAirをAppleオンラインストアで最大メモリである8GBに増設して買うと、144,800円と111,600円になります。(Pro Retinaは元々8GBモデルのみ)
 グラフィック性能をどう捉えるか人それぞれだと思いますが、プログラミング用途などグラフィクスはそこまで必要無いよという人にとっては一世代前のMacbook Pro Mid 2012 MD101Jは中々良い端末です。最近のAppleの製品を見ているとオンボード化でメモリの選択肢を無くすことにより、Apple直販で買わせる方向にあるのかなぁと思います。となると、Macbook Pro Mid 2012 MD101Jが最後の自前増設可能なMacbookになるのかもしれませんね。そして、Airは非Retina。ProはRetinaという住み分けになるのかも。


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