話題の「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」を読みました。評判通り読後感の良い1冊です。
本書は著者の息子が16歳になった時に作ったリストで、大学にいくまでに知っておいて欲しいことが綴られています。確かに納得出来る事例が多く、大人になる前に見に付けていたら何と効率的に生きていけたのだろうと思います。
でも、今なら実感として感じられる本書の事項も、かつての私に理解出来たでしょうか。正直自信はありません。賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶといいますが、私なんか経験したうえで本書のような本で理路整然と説明されてはじめて腑に落ちます。たぶん20歳の時にこれを読んでいて知識としてあっても、実践の場面で失敗してから始めてこのことを言っていたのかと納得するでしょう。
と言う意味では、私のように三十を過ぎて色々失敗してきた人間が読んでも有難い一冊です。勿論、若い時からこれを読んで見につけられたら、より十日間した人生を送れるでしょう。そんな一冊です。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
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