プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

出張族でワイン好きな人に知って欲しいたった1つのこと


 タイトルの対象者は、私自身です。
新幹線駅の周りのアルコール販売店は、新幹線で飲むことを想定しての品揃えが充実しております。特に知っておいて欲しいのが、ワイン向けのサービスが充実しているという事実です。東京駅ですと大丸地階の酒売り場には、かなり多めのハーフボトルワインが用意されております。更にボトルの開栓サービスや、クリアコップを無料でつけてくれるというサービスもしています。おつまみは隣の惣菜売り場で買えば、かなり充実の新幹線ライフを過ごせること間違いなしです。


 そして、これは東京の大丸に限った話ではないのです。新横浜だと高島屋のエノテカ、新大阪だと駅付属のスーパー(名前は知らない)などが、開栓&クリアコップサービスがあります。品川は今のところ、その手のサービスがあるところは知りませんが、クィーンズ伊勢丹がハーフワイン充実しています。


 是非皆さんもお試しあれ!!ちなみに最近の私の悩みは、東京から乗って名古屋前でハーフボトルが空になるので、そもそもハーフボトルが充実した所が必要なのかという点です。新幹線のオーストラリアワイン美味しいね!!


クラウド派のご用達ワイン。クラウドライン ピノノワール[2009]


 先日面白いワインを見つけました。アメリカはオレゴン州のピノ・ノワール、その名もCloudLine。オレゴン州といえば、ワシントン州のすぐ南に隣接する州です。ワシントン州といえば、Amazonでしょう。そしてAmazonといえばAWS、クラウドでしょう。ということで、クラウド派の人に、是非試して頂きたい一本です。


 ネタはさておき、アメリカのピノ・ノワールらしく陽性でしっかりした香りのワインです。またラベルも美しく、飲んで一本飾っておくのも良いのではないでしょうか?値段もそこそこ手頃です。Amazonでも買えますよ。(お一人様4本限定です。)


コストパフォーマンス最高のナパ・セラーズが、1,680円で買える件


 個人的にお気に入りのワインに、アメリカ・カリフォルニアのナパ セラーズ(Napa Cellars)のピノ・ノワール(Pinot Noir)があります。カリフォルニアのピノ・ノワールらしく、陽性で口当たりもよく気軽に飲めてお勧めです。現地の定価で$22で日本に入ってきたら3,000〜4,000円のワインです。しかし、最近何故か千円台で安売りしているのを見かけます。何だ何だと思いつつ、見かけたらちょくちょく買いためています。
 店舗で安く売っているのであれば、ネットでも安く買えないかなぁと思って見ていたのですが、楽天での最安値が2,950円です。やっぱりそんなモノだよなぁと思ってアマゾンで見てみたら、何故か1,680円。送料は630円掛かるものの、ある程度まとめて買えば結構お得です。


参照:
NAPA CELLERS WINES


スーパーで美味しいワインが売っていないたった一つの理由

Wine


 もうすぐボジョレー・ヌーヴォーなので、ワインのネタについて一つ。大手スーパーで取り扱っているワインは、特徴がなくて余り美味しくないのが多いと思いませんか?その理由を構造的に理由で考えてみました。例えばこの記事を見てると、イオンが直接調達するワインは年間2200万本。近所にイオンが無いので、どれくらいの種類を扱っているのか解りませんが多くても100種類はないでしょう。店舗ごとに独自に仕入れているとは思えないので、仮に100種類としたら1種類あたり2万本となります。
 2万本といったらどれくらいの量なのでしょうか?ケースで言うと1600ケース強になります。1600ケースってどんな数字でしょうか?適当なデータは中々見つからなかったのですが、Wikipediaによると、アメリカのワイン産地の一つであるオレゴンの多くのワイナリーの出荷数は5,000ケースに満たないようです。ワインは、多くのところに売って評価を得てブランド価値を築いてなんぼの商品です。同じところに何割も納入するということは、通常ないでしょう。となると一つのところに何千ケースも納入出来るワイナリーは、ごく一部のメガ・ワイナリーだけでしょう。
 そういったワイナリーは、どうやって作るかご存知ですか?ワイナリーのブランド価値を高める最上級のブランドのワインだけ自前の畑のぶどうから作って、セカンド/サード・ヴィンテージは近隣のぶどう畑から買い集めてブレンドして作ります。もちろん仕入れるところや醸造の仕方にノウハウはありますが、基本的には目指す所は一つです。出来るだけ均一の味で大量に生産することです。ということで、可もなく不可もなくのワインが大量に出来ます。そして大手スーパーはそういった所から、大量に買い入れることになります。
 この辺りがスーパーのワインが、たいして美味しくも面白くもない理由なんではないかなぁと思います。また同じような理由で、インポーターも余り大きくなれません。大きくなるとどうしても大量に取り扱う必要が出来て、自然に大手ワイナリーのモノを優先して扱うようになります。そうなると、スーパーのワインと同じジレンマに陥りやすくなるのではないでしょうか。事実、ワインのインポーターで上場までしているのは、ベルナーとエノテカくらいだったのではと思います。(エノテカはTOBにより上場廃止)


 上記のような構造になっているんではと私は推測しています。規模の経済が働かない市場って、面白いなぁと思います。上記のような理由で、中堅くらいのインポーターの直営店で物色するのが好きです。


参照:
低価格ワイン、小売りが充実、「家飲み」需要に対応――イオン、西友。
 

チリワインと言ったらアロモ

 チリワインが良いよという記事があったので便乗です。
私も家飲みで楽しんでいるチリワインに、アロモのプライベート リザーブ(AROMO PRIVATE RESERVE)があります。人気のワイン漫画、神の雫の25巻の巻末でも紹介されていますが、凄くコストパフォーマンスに優れた一品です。プライベート・リザーブが1,500円未満で買えるのですよ。大阪だったら心斎橋の大丸か阪神で、たまに1,000円で売っています。無印のアロモとプライベートリザーブがあると思いますが、お薦めはプライベートリザーブですよ。また品種はカベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)かメルロー(Merlot)がお薦めです。
 アロモの素晴らしさは、別のエントリーに挙げているので読んでみてください。私はこのワインと出会って、自宅にワインセラーを買いました。まとめ買いして好きな時に飲めるように。お陰で、ワインが飲みたい時に複数の種類から選べるようになりました。(購入する量より、消費する量の方が多いような気がしますがw)チリワインも良いですが、アメリカ、ニュージランド、南アフリカという新世界のワインも良いですよ。もちろん、フランス、スペイン、イタリアというヨーロッパも良いですが。
是非、お試しあれ

関連:
チリの優等生ワイン、アロモが1,000円
これは、まとめ買い。最高のポストパフォーマンスのチリワイン。「アロモ」
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元ネタ:
安くて美味しいワイン選びに失敗しない方法


神の雫(25) (モーニングKC)
オキモト・シュウ
講談社 (2010-08-23)

ベッレンダ・コントラーダ・ディ・コンチェニゴ 2006 〜名前覚えられるかぁ!!

 イタリアが作ったフランスワインのようなイタリアワイン、ベッレンダ・コントラーダ・ディ・コンチェニゴを飲みました。大丸のおねーさんに勧められて飲んだのですが、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体としてボルドーチックな濃厚さを備えています。さらにイタリアの土着品種をブレンドしているので、ちょっと違う系統の香りがアクセントになっています。これは美味しいです。
 ちらっと調べてみたら神の雫でも取り上げられているんですね。この作者の人、本当に美味しいのをピックアップするのが上手いですねぇ。でも本当にフランスワインだったら5,000円くらいしそうなボリュームですよ、これ。でも絶対名前覚えられないですね。


神の雫(4) (モーニングKC (1477))
オキモト・シュウ
講談社