4/20に発売されて、出だし好調の『Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法』です。朝起きると、AmazonでKindle版が20%のポイント還元セールの対象となっていました。
紙版の税込み価格は3,974円とかなり高い部類に入りますが、Kindleだと3,577円と10%オフで397円の割引された値段となっています。今だと更に20%ポイント還元なので、20%分の715ptが還元されます。紙版に較べて、実質的に1,112円分お得です。是非ご検討ください。
Kindle版のメリット
紙の本に較べて、Kindle版は次のようなメリットがあります。
- (物理的に)軽い
- 増刷・改訂時の修正がアップデートで手に入る
1つ目のメリットとしては、物理的に軽いということです。紙版は鈍器のような本と言われることがあるくらい分厚いです。先日、配るために紙袋に4冊いれて歩いていました。他の荷物とあいまって、手が千切れるかというくらい重かったです。Kindleは、何冊いれても軽いです。
2つ目のメリットとしては、増刷や改訂時に内容が修正された場合にKindle版であればアップデートすれば最新のものが手に入るということです。これは結構大きいと思います。増刷のタイミングはいつになるか解りませんが、可能なかぎり最新の状態で修正していこうと思います。変化の速い分野なので、これは嬉しいかもしれません。
※なお出版元のSBクリエイティブのWebサイトにも改定情報は掲載されます。
Kindle版の注意点
現状提供している形式は、固定長フォーマットです。つまりPDFを画像として取り込んでいるものです。その為にサイズが大きく、何と140MBもあります。その為Kindle版は、物理的には軽いけど、論理的には重い本となっています。また、電子書籍のメリットである検索やハイライトができません。何とかして欲しいですね。。。
その他
この本は、Amazon上のカテゴリではクラウドとWeb構築・管理に分類されています。現時点では、どちらのカテゴリでも1位です。出版社に聞いた所、このカテゴリ管理は完全にAmazonに管理されていて出版社の意向も反映されないようです。
モバイルプログラミングのカテゴリにも属して欲しいのですが、何か方法はないものでしょうか?Amazonの場合、機械学習のデータを重視しているので、モバイルプログラミングに属するホント一緒に購入された場合や、モバイルプログラミングカテゴリから検索で本書にたどり着く人が多ければ反映されるんじゃないかなぁと思っています。誰か知っている人いるでしょうか?
See Also:
アプリケーションエンジニア向けのAWS本を書きました
Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法の目次
Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法のサンプルアプリケーションをGitHubで公開しました
エンジニアよ、越境しよう!!クラウド時代のエンジニア像
『Rubyによるクローラー開発技法』を書きました
『Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド』を書きました