プログラマでありたい

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角川文庫の70%オフセールで物色した本(1/28 9時59分まで)

 今話題のAmazonのKindleストアの角川書店の本の70%引きセールスをのぞいてみました。余りに多すぎたので、読む可能性がある角川文庫で値段でソートを掛けて検索してみています。


 角川文庫といえば、昔は書店で本の目録を配っていました。暇な時に家で眺めていてこれはどんな内容だろうと色々妄想していたこともあって、懐かしい本が一杯です。そこで、主に小・中・高校生の時に読みあさっていた本を中心に、読んだ本、読み漏れた本、色々ありますが、買おうかなと思った本をピックアップしてみました。


 私の読書歴の中での心残り(※)は、「ぼくらの」シリーズと「三毛猫ホームズ」シリーズを最後まで読み切ってないことです。これを機会に買おうかなと思いましたが、三毛猫ホームズの冊数の多さに気後れしています。ちなみにWikipediaさんを見ましたが、まだ三毛猫ホームズは完結していないのですね。恐るべし。※ちなみに中学校の時から田中芳樹が好きだったので、ほとんどのシリーズの完結を見たことがないです。
 歴史小説でいえば、池波正太郎海音寺潮五郎などは、読んだ本は全体の中のごく一部なので、この機会に買おうかなと思っています。あとは、司馬遼太郎の街道を往くをKindle化してくれませんかね。そのほかでは、Zガンダムとかも改めて読んでみたいなぁとか、10数年の時を経て新たに加筆修正したロードス島戦記も読んでみたい気がします。


2014/1/25追記:
リストがあまりに見づらかったので、再編成しました。

星新一のショートショートとエッセイ



 言わずと知れたショートショートの第一人者。残したショートショートは、1001本以上。1本あたりの分量が少ないので、Kindleにいれておいて隙間の時間に読むのが最適です。読み終わったら、Amazonさんが別の本を薦めてくれるので、無限ループにはまれること必要です。またショートショートの陰にかくれていますが、エッセイも秀逸です。子供の頃に星新一のエッセイを読んでいて、作家というのは面白い考え方をする生き物だなぁと思っていました。大人になって気が付きましたが、星新一が飛び抜けて独特な人だったようです。ちなみにエッセイは、「きまぐれ」で始まることが多いです。ただし、きまぐれロボットは、ショートショートで代表作です。

タイトル セールス価格
きまぐれロボット 102円
きまぐれエトセトラ 120円
きまぐれ学問所 144円
きまぐれ博物誌 126円
宇宙の声 114円
城のなかの人 144円
地球から来た男 144円
声の網 120円
おかしな先祖 126円
ごたごた気流 126円

歴史小説



 海音寺潮五郎の天と地とは、中学生の時に映画で見ました。圧倒的なスケールのものの、登場人物の心理や背景がよく解らなかったので、原作を読んでみたいと思っていました。そのまま忘れて、はや20年です。
 池波正太郎については、食事のエッセイなどはよく読んでたのですが、歴史小説はあまり読んでいないなぁと気が付きました。鬼平犯科帳や剣客商売など、長いシリーズを読むのはしんどいので、シリーズ物以外を読んでみようかと思いました。津本陽と宮城谷 昌光は、よく目にするけど読んだことがないです。これを機会に触れてみようかなと。

作者 タイトル セールス価格
海音寺潮五郎 天と地と(一) 120円
海音寺潮五郎 天と地と(二) 120円
海音寺潮五郎 天と地と(三) 120円
海音寺潮五郎 天と地と(四) 120円
海音寺潮五郎 天と地と(五) 120円
池波 正太郎 西郷隆盛 138円
池波 正太郎 戦国と幕末 162円
池波 正太郎 英雄にっぽん 186円
池波 正太郎 賊将 198円
津本陽 信長の傭兵 138円
宮城谷 昌光 管仲(上) 150円
宮城谷 昌光 管仲(下) 150円

阿刀田高の古典シリーズ



 星新一と同じく阿刀田高もショートショートの名手と名高いです。それ以外にも古典を解りやすく紹介した本が秀逸です。角川文庫ではないですが、「ギリシア神話を知っていますか」で始まり数々の著書があります。中学くらいの時に読んで、教養がある人というのはこんな人なんだなぁと憧れました。憧れるだけで、原本を読むとかはしませんでしたが。
 角川文庫からも何冊か出しているようです。ダンテの神曲は、当時のイタリアの政争を反映しているなど、目からウロコでした。後はまだ読んでないのですが、日本語を書く作法・読む作法は購入しました。私の中で、解りやすく説明するという点で、阿刀田さんは最上位です。その文章作法にふれてみたいと思います。

タイトル セールス価格
エロスに古文はよく似合う 150円
楽しい古事記 162円
やさしいダンテ<神曲> 174円
日本語を書く作法・読む作法 150円

小説いろいろ



 「スローカーブを、もう一球」は、一度読もうと思いつつ何故か読んでいなかった本です。江夏の21球を始め、スポーツの名場面を丹念に取材・描写としたルポとして評価が高いです。早速読みましたが、中々ジーンときます。時代の違いを感じますが。。。また万城目学や伊坂幸太郎もKindleで読めるようになっているのですね。この値段だったらKindle版を買って、本棚に眠っているのを捨ててても良いかなと思います。

作者 タイトル セールス価格
山際 淳司 スローカーブを、もう一球 162円
宗田 理 ぼくらの七日間戦争 162円
万城目 学 鴨川ホルモー 150円
万城目 学 ホルモー六景 162円
伊坂 幸太郎 グラスホッパー 174円

赤川次郎の三毛猫ホームズ



 初期の暗い雰囲気だったのが、一転安心して読めるライトな感じになっています。最後はどうなっているのか気になってリストアップしたけど、冊数をみて断念しました。買うだけかって、暇な時に読むのも1つですかね。ちなみに、まだ完結していないと知って、さらにびっくりしました。あと、興味をひいたのが、「ぼくのミステリ作法」。脅威の多作作家の秘密が面白そうです。

タイトル セールス価格
ぼくのミステリ作法 126円
三毛猫ホームズの推理 162円
三毛猫ホームズの傾向と対策 162円
三毛猫ホームズの怪談 162円
三毛猫ホームズの駈落ち 168円
三毛猫ホームズの恐怖館 174円
三毛猫ホームズの騎士道 174円
三毛猫ホームズの大改装 132円
三毛猫ホームズの無人島 138円
三毛猫ホームズのプリマドンナ 138円
三毛猫ホームズの四捨五入 138円
三毛猫ホームズの好敵手 138円
三毛猫ホームズの映画館 138円
三毛猫ホームズの最後の審判 138円
三毛猫ホームズの世紀末 138円
三毛猫ホームズの〈卒業〉 144円
三毛猫ホームズのクリスマス 144円
三毛猫ホームズの感傷旅行 144円
三毛猫ホームズの四季 144円
三毛猫ホームズの家出 150円
三毛猫ホームズの騒霊騒動 150円
三毛猫ホームズのフーガ 150円
三毛猫ホームズの登山列車 150円
三毛猫ホームズの歌劇場 150円
三毛猫ホームズの幽霊クラブ 150円
三毛猫ホームズの暗闇 150円
三毛猫ホームズの心中海岸 150円
三毛猫ホームズの暗闇 150円
三毛猫ホームズの失楽園 150円
三毛猫ホームズと愛の花束 150円
三毛猫ホームズの正誤表 150円
三毛猫ホームズの恋占い 150円
三毛猫ホームズのびっくり箱 150円
三毛猫ホームズの安息日 150円
三毛猫ホームズの黄昏ホテル 162円
三毛猫ホームズの狂死曲 162円
三毛猫ホームズの追跡 162円
三毛猫ホームズの運動会 186円
三毛猫ホームズの犯罪学講座 186円

まとめ



 50冊くらいポチっても1万円未満というこの安さ。読む時間が全く無いですが、とりあえず気になる本は買っておこうかと思います。あとこう手のキャンペーンで成功して、最終的にはKindle書籍の低価格化が進んでくれることを願いします。販売当初は紙版と同じくらいの値段でも問題ないのですが、発売後何十年もたったようなものは安くしたほうが、トータルの売上があがるのではと思います。


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