プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

2011年、Amazonアソシエイト結果 書籍編

 2011年の振り返り中です。第二弾は、書籍編です。
昨年は書籍の紹介が少ないこともあって、新規のランクインは少なかったです。その分、ロングセラーとして役立つ本が出てきているのではないでしょうか?


1位:金融商品にだまされるな!
 一位は何とこの本。2008年に紹介して以来コンスタントに売れていましたが、何故か2011年のNo1の売上に。仕組預金での検索が多かったので、その影響かと思います。投資に興味のある人もない人も、どちらかといえば興味がない人程読んでおいた方が良い一冊です。
 これはひどい。「円仕組預金」の仕組みの裏側


2位:Spidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選
 これも本自体は凄い古いのですが、堂々の2位です。情報収集の為にクローラーを作ることが多いのですが、その辺りのノウハウを得たのはこの本です。ツールや手法は日々進化していますが、基本となる部分は変わりません。IT産業に従事する人は、一度読んでみると良いかもしれません。検索だけでは得られないデータを得られると思います。
オープンソースのRubyのWebクローラー"Anemone"を使ってみる



3位:集合知プログラミング
この本も2008年に紹介して以来のロングセラー。アルゴリズム主体とあって、未だに色あせることなく役にたっています。また今年は後継本の入門 ソーシャルデータ ―データマイニング、分析、可視化のテクニックが出ました。こちらの方は今読んでいる所ですが、なかなかワクワクする本です。
集合知プログラミングが凄すぎる件について



4位:たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]
 この本もロングラン。著者の木下誠さんは、昨年iOS開発におけるパターンによるオートマティズムという渾身の1冊を出されています。それ以前からiPhone開発するなら、これを読めってのを出し続けているんですよね。凄いです。
iPhoneアプリを作るならば、これを読め!!


5位:金融機関のカモにならない! おカネの練習問題50
 実はこの本、一度も紹介したことがないです。1位の金融商品にだまされるな!と一緒に、どんどん売れて行きました。ありがたや〜




6位:金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)
 Twitterで呟いたことはあったかもしれませんが、この本も紹介していないはずです。吉本さん強いなぁ。時代背景も関係しているのですかね?



7位:図で考えるとすべてまとまる
 私が紙の手帳を手放せない理由の一つが、この本に凝縮されています。(もう一つの理由は、少年時代に見たインディー・ジョーンズで手帳に憧れたからw)
紙とペンを用意してどうぞ。図で考えるとすべてまとまる
最良のタスク管理ツール。それは…。
読取革命が凄いっす!!OCRの可能性



8位:iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス
 数あるiPhone開発本の中でも、初めて開発する方にお薦めの一冊だと思います。最近の入門書は読んでいませんが、私が手にした中では最も役にたった1冊です。
新・iPhone/iPadアプリを作るならば、これを読め!!
Interface Builderを使わずにiPhone,iPadアプリを作る方法


9位:iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)
 ライフハックブームの先駆けとなったのがこの本なのではないでしょうか?少し古くなりましたが、iPhoneを利用するという点ではまだまだ現役の一冊です。
全てのiPhoneユーザへ iPhone情報整理術 ~あなたを情報強者に変える57の活用法!


10位:iOS開発におけるパターンによるオートマティズム
 個人的に昨年一番ありがたかった1冊。iPhone/iPad開発する上でのバイブルとすべき本です。単純なiOSの技術解説書にとどまらず、設計の考え方までに踏み込んでいる良書です。ただ残念なのがタイトルの付け方。正直、意図がよく伝わらないし、タイトルも覚えにくいです。
iPhoneアプリ開発の必読書がまた1冊。iOS開発におけるパターンによるオートマティズム



 昨年の反省点としては、読んだ本をアウトプットとして出さなかった点です。自分のインプットの強化にもつながるので、良いと思った本は必ず紹介するようにしていかねばと改めて思いました。


See Also:
2010年、Amazonアソシエイト結果
2009年、Amazonアソシエイト結果