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追徴課税から読み解くアマゾン・ジャパンの売上と利益

アマゾンに140億円追徴 国税局「日本にも本社機能」

 Amazonの日本での売上は推定値しか出てこないので、この追徴課税で計算してみました。
今回出て来たファクトは、140億円の課税。これには、法人税、無申告加算税、延滞税が含まれています。その辺の詳しい計算の仕方がよく解らないので適当にググってみました。


 色々微妙に条件によって変わるようですが、下記のような感じみたいです。

法人税:28.1%
無申告加算税:20%
延滞税:14.6%


 延滞税の場合、2ヶ月以内の場合4.4%。それ以上だと14.6%のようです。この追徴課税がどのタイミングでなのかよく解らないので、6末時点としてみました。そうすると計算式は以下のようになります。(たぶん)

営業利益X

(X * 28.1/100) + (X * 28.1/100 * 20/100) + (X * 28.1/100 * 14.6/100*90/365) = 140億円


 これを解くと営業利益が400億円くらいですかね。となると売上は幾ら位なのでしょう?これに利益率を掛ければよいのですが、小売の平均的な利益率と全く違う世界のような気がします。でも主力で扱っているのは本なので、何をどう頑張っても20%は超えないので10〜15%くらいですかね。となると売上は2600〜4000億円くらい?うーん。ちょっと多すぎるような気がします。どっか計算の仕方がちがいますかね。20%くらいと考えて2000億円だったらそれくらいかなという気もします。
 今絶好調のファーストリテイリングで連結売上が6000億円弱で連結利益が874億円。日本市場だけで、その半分くらいを稼ぎ出しているAmazon恐るべしです。
※ちなみに色々間違っている点があると思いますので、容赦なく突っ込んで頂ければ有り難いです。


ちなみに2008年のビジネスチャンス5月号に発表されたECサイトベスト1000だと、下記のような感じです。

順位 ネットショップ 売上高
1 amazon 1500億円※
2 ベルメゾンネット 650億円※
3 ファミマ・ドットコム 557億円
4 Nissen On-line 478億円
5 オンラインパルサービス 330億円
6 ヨドバシカメラドットコム 300億円
7 セブンドリーム・ドットコム 290億円
8 DHCオンラインショップ 250億円
9 ECカレント 209億円
10 エプソンダイレクト 200億円※

※印は推定


なんか殆どの企業がリアルと電話やカタログの通販が入り交じっているような気がするので、純粋な比較になっていないような気がしますが、ここでもアマゾンが圧倒的なのは見て取れますね。


参考にしたサイト
延滞税の計算方法|申告・納税手続|国税庁
FXで脱税したときの恐怖の追徴課税:為替王


アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか
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