何故か日本の場合、投資をしようとなると株式投資になります。実際、私もそうでした。社会人になってまず始めたのが証券会社に口座を作る事。ビギナーズラックで割と儲かったり、何も考えずに銘柄を選んで大損したりと色々ありました。そこで株の勉強と、日経新聞を隅から隅まで読んだり各種株や投資理論の本で勉強したりと。結論から言うと、勉強にはなったし大損することも無くなったけど、勉強する順番が間違ってました。
まずは、投資とは資産形成とは何かということを学んだ上で、個別の技術として株の勉強をするべきでした。ということで、お金の知識が得られる4冊です。
金持ち父さん貧乏父さん
今ではもう古典的ですけど、まずはこの本を読むべきです。不動産投資が中心で、日本の実情とはあわないところはありますが、お金にお金を稼がせるという考え方を身につけることは必須です。
投資戦略の発想法 2008 (2008)
魂を揺さぶるほどの衝撃も、目から鱗という驚きもないですが、堅実に資産を築く方法が説かれています。理に適っているし、誰でも実践可能な方法を勧めているのもポイントが高いです。何回も読み返して理解出来たら、おそらく人生の中で必要なお金に関するリテラシーはほとんど身に付くと思います。
黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
この本は上記2冊と少し毛色が違って、より具体的な方法論が書かれています。何が良いって、自分を債券に例える徹底したドライな自分の価値の捉え方。年収600万の人だったら、3億円の債券で年5%の利率を受け取っていると考えるとか。なるほどと思いますね。
投資信託にだまされるな!?本当に正しい投信の使い方
実はこの本読んで、投資のスタイルを大幅に変えました。今までは、株で数十%の利益を実現することに血道をあげていました。この本読んでからリスクを出来るだけ減らして、毎年5%程度のリターンを目指すだけで充分豊かに生きていけると解りました。それからは、自分のリスク資産を見直しましたね。お陰で、年初の大暴落は大分回避できました。