プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

Nexus 5Xを使って垣間見たスマホの未来

 深刻なAndroid力不足を感じて、個人所有の携帯電話をNexus 5Xに変更して半年くらい経ちました。会社から貸与されているiPhone6との併用です。入れているアプリは、iPhoneとほぼ同じなので使用頻度は少ないですが、最近NexusというかAndroidというか、Googleの恐ろしさ・凄さが解りました。


iPhoneとAndroidの決定的な違い



 iOS/Androidのどちらのスマホも、最近ではハードウェア・ソフトウェアともに成熟してきて大差がないというのが使い始めての感想でした。しかし、iPhoneとAndroidもといAppleとGoogleの決定的な違いが出てきました。Googleはユーザーの行動情報を全て把握して、サジェストしようとしてきているということです。
 誰でもそうであると思うのですが、PCでもスマホでも同じGoogleのアカウントを使っています。その為、Webでの行動履歴は全てGoogleに把握されています。そして、Nexus 5Xを持つことによりリアルでの位置情報も把握されるようになりました。(オフに出来ますが。)その為、Googleは高精度にユーザーの次の行動を予測できる様になっています。例えば、次のような感じです。

  • 出勤時間付近でスマホのGoogleを見ると、電車の時間が表示される
  • 退社しようとすると帰宅予定時間が出てくる
  • 隔週で通っている目黒直行の日も把握して、目黒の施設情報を出してくる

 たぶんそのうち、ふと飲みたくなって飲み屋を探そうとしたら、アプリで検索する前にGoogleがサジェストしてきますね。

スマホがアプリをサジェストする未来



 この一連の動きを見ると、次世代のスマホの在り方が見えてきます。ユーザーがアプリを選択するのではなく、スマホを触った瞬間に必要なアプリをサジェストするようになるのではと思います。もっと言うと、アプリという概念が必要なくなって、再びネイティブに統合されたブラウザアプリに戻るかもしれません。そして、その未来はAppleではなくGoogleが実現するでしょう。何故なら、Appleにはそこまでの情報はないから。
※一応補足すると、iPhoneにもアプリのサジェスト機能はあります。位置情報を元にしているらしく、ロック画面で左下の方に申し訳なさそうに出ていることがあります。

感想



 iPhoneの進化が止まったという話はよくされています。個人的には、現状の枠組みの中では既にやりきっているという認識の方が正しいのではないかと思います。そして、それを打ち破る可能性があるのは、AppleではなくGoogleではないかと感じています。
 あと、やっぱり使ってみないと解らないことは沢山ありますね。

序文 "Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 "

 前作の『Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド』の序文の一部に次のような文章を書きました。

 クラウドという言葉が一般的になってから、もう何年も経とうとしています。当初は、不慣れな従量課金やセキュリティへの不安から、採用する企業はごく一部の企業に限られていました。しかし、クラウド自身の進化と、それを取り扱うユーザ・企業・コミュニティの成長とともに、多くの企業がクラウドを検討・導入するようになりました。そして最近では、クラウドファーストという考え方のように、システムの導入の際はまずクラウドで実現できないかという考え方が当たり前になりつつあります。今では更に考え方が進み、クラウドネイティブという名のもとに、クラウドを前提としたアーキテクチャ・設計が採用されつつあります。

 この文章を書いていた当時は、2014/2015年の年の瀬でした。私の実感としては、ようやくクラウドファーストという考え方が定着してきて、(第一候補として検討するかは別に)インフラの選択肢の1つとしてクラウドを検討するというのが当たり前のようになってきました。Google Trendsでみると次のようなグラフになっています。
f:id:dkfj:20160315075304p:plain

 一方でその頃の海外では、クラウドネイティブの名の元にクラウドのサービス前提で如何に効率よく低コストで信頼性の高いシステムを構築するかの議論が活発にされていました。この流れはいずれ日本にも来ると確信していましたが、後2〜3年は掛かるのではと予想していました。ところが、AWSがLambda,API Gatewayと矢継ぎ早にサービスを展開したお陰もあって、予想以上に早く普及しそうな気配を感じます。Google Trendsのグラフを見ても、注目が集まっているのが解ります。
f:id:dkfj:20160315075903p:plain
f:id:dkfj:20160315075725p:plain

クラウドネイティブを追いかけている人たち



 一方で、クラウドネイティブ・或いはマイクロサービス/サーバレスといったアーキテクチャを追いかけている人たちは誰かと見てみると、元々AWSの構築に携わりAWSに習熟していた人たちが中心です。担当レイヤーでいうと、インフラエンジニアと呼ばれる人が多いように思えます。
 API GatewayやLambdaは、インフラエンジニアとアプリエンジニアの垣根を壊す破壊的イノベーションです。そして、そのイノベーションは、アプリエンジニアが直接利用し始めた時に、真価を発揮するのではと思っています。そういった意味で、今回の本はアプリエンジニアがクラウドを触ったらというテーマになっています。

本書の執筆陣



 今回の執筆陣は、基本的にアプリエンジニアです。前作の著者である私と佐藤も書いていますが、どちらもアプリエンジニアとしての経験を積んでいます。他のメンバーについては、特にモバイルアプリとフロントエンドアプリ(JavaScript)を得意としている人間を集めています。そういった意味で、アプリエンジニアが、AWSに入門するにはちょうど良いのではと思います。実際、執筆者たちも今まで以上にAWSのファンになっていきました。

まとめ



 『Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法』の序文を載せて反響を見ようと思ったのですが、書いたと思っていた序文が書いていませんでした。考えているのは、上記のようなことなので、急いでまとめます。


Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 一番大切な知識と技術が身につく

Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 一番大切な知識と技術が身につく

  • 作者: NRIネットコム株式会社,佐々木拓郎,佐藤瞬,石川修,高柳怜士,佐藤雄也,岸本勇貴
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2016/04/20
  • メディア: 単行本
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『Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド』を書きました

ドキュメント作成システム構築ガイドを読んだ

 気になっていた『ドキュメント作成システム構築ガイド』が、Kindle版になっていたので読みました。最近の私の関心テーマおよび課題とマッチしていたので、なかなか興味深かったです。

本書の内容



 本書の概要は、Amazonさんには下記のように公開されています。

アプリケーションの開発手順,製品のユーザマニュアルなど,ドキュメントの多くはエンジニアによって作成されています。ドキュメントの品質が低い場合,読み手が誰であっても内容の理解に時間がかかります。ドキュメントは簡潔で内容を正確に伝えるものでなければなりません。エンジニアにとってドキュメント作成は避けて通れません。いまやドキュメント作成はコーディングと同様にエンジニアに必要な技術なのです。本書は,ソフトウェア開発の技法に基づいてドキュメント作成を支援するシステムを構築します。このシステムではGitを用いたバージョン管理,GitHubによる共同編集,RedPenによる品質チェック,CIツールによる継続的改善などを利用します。応用としてAsciidoctorによるドキュメントのスタイル調整について解説します。Webでの公開に耐える品質はもちろん,技術文書の電子出版においても役立つ内容となっています。。

 主に技術文章を公開する人向けとあるのですが、実は対象とする読者層は多いのではないでしょうか。技術文章の範囲には、設計書等も含まれるからです。どこの現場でもあると思いますが、設計書の記述・保守については悩まされる問題だからです。

私の目的



 設計書も対象と言ったものの、私自身はその辺りにフォーカスして読んでいません。主に著書の執筆環境の改善です。またどちらかと言うと、今後挑戦しようと思う Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)の為の環境作りです。また本書自体も、論文等の公開文章を前提としていると思います。

 現在、私は下記のような流れで書いています。

1. Markdownで記述
2. GitHubで管理
3. Markdownの原稿を元に確認
4. DTP出稿
5. 校正
6. 出版

 1〜3の部分については、全く問題がないです。4と5の部分が問題ありです。

 まずDTP出稿です。DTPとはDesktop publishingの略で、原稿と図表を組み合わせて印刷可能な状態にすることです。一般的に書籍のページとして見る状態にするというイメージですね。ここの部分については、現在大手の出版社とやっていることもありお任せ状態です。しかしKDPをしようと思うと、この工程を自分で行う必要があります。現状のMarkDownからの変換では、表現力・調整力不足で何らか対策が必要です。
 次に校正です。校正というのは、確認と修正です。DTPを元に確認して修正するのですが、この反映をどこにするのかが問題になります。基本はDTP済みのものに対して修正することになるのですが、そうすると元の原稿との乖離が出てくる。元原稿も修正するとなると二重管理になるという課題があります。

 この課題を解決するには、原稿からDTP化するシステムを作るしかないかなと考えています。過去にも幾つか模索したことはありますが、MarkDownの表現力では現状は難しいという結論です。そこでSphinx+reStructuredText(reST)かなと思っていました。

今回の知見



 本書で中心的に取り上げられたAsciiDoc+Asciidoctorも良さ気に見えました。Sphinx+reSTと比較してどちらを採用するか考えてみます。あと文章のフォーマットチェック(赤ペン先生?)であるRedPenは良さそうですね。JavaScript版もあるみたいなので、API化して他システムと連携することも出来そうです。これは試してみます。そして、夢のKindleダイレクト・パブリッシングで、自費出版です!!

ドキュメント作成システム構築ガイド[GitHub、RedPen、Asciidoctor、CIによる モダンライティング]

ドキュメント作成システム構築ガイド[GitHub、RedPen、Asciidoctor、CIによる モダンライティング]


See Also:
「Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド」の執筆環境
Markdown記法+Git+md2review+ReVIEWで原稿・ドキュメント管理


以下、目次です。

目次

(目次)
第1部 モダンなドキュメント作成
 第1章 ドキュメンテーション入門
 第2章 利用するツールの準備
 第3章 Markdownによるシンプルなドキュメントの作成
 第4章 GitHubによるドキュメントの管理
 第5章 RedPenによるドキュメントの自動チェック
第2部 本格的なドキュメントの作成
 第6章 AsciiDocによるドキュメントの作成
 第7章 Asciidoctorによる出力フォーマットへの変換
 第8章 Asciidoctorによるスタイルの調整
 第9章 ドキュメント作成システムの構築
Appendix1 AsciidoctorのHTMLスタイル設定

JAWS-UG アーキテクチャ支部でクローラー/Webスクレイピングの紹介をした

 先日のJAWS-UG アーキテクチャ支部 クラウドネイティブ分科会 CDP議論会 #7で、Lambdaを利用したクローラー/Webスクレイピングについての発表をしてきました。

発表の経緯



 そもそも何故アーキテクチャ支部でクローラー/Webスクレイピングの話をしたのかです。クラウドネイティブ分科会では、ここ数回Lambdaの実践的な活用について議論しています。利用パターンとしては、システムの中核となる部分とそれ以外の部分があるよねという前提がでてきました。そして、それ以外の周辺分野から利用していくほうが実践導入は早そうなので、そこで使えるパターンを議論してきました。その中で、出てきたのが下記の5パターンです。

・監視
・通知
・フィルター
・コンテンツ確認(Validation)
・チャットOps

※この辺りについてはアーキテクチャ支部のGitHubのIssueに記載されているので、興味ある人はご確認ください。

 その中の1つの監視で、サービス監視というところにクローラー/スクレイピングの技術があるよという流れで、そもそもLambda上でどう実現するかという話が出てきました。Seleniumとかあるよねというので、では簡単にまとめて見ましょうということで私も話すことになりました。

発表資料



 当日の発表資料は、次のとおりです。あくまで監視という文脈なので、具体的な方法については、ほぼ記載していません。クローラー/スクレイピングの全体感を説明した上で、最後に監視方法の1例について説明しています。

www.slideshare.net

当日の議論



 何をどう監視するかということで、それぞれの立場ごとに意見が異なっていて面白かったです。私としては、個々のサーバやプロセスは内部から監視して、Lambdaからの監視はユーザ視線でどう見えているのか確認という意味で考えておりました。
 当日の議論は、そこに留まらずサーバレス監視の実現・CloudWatchとの補完などあり、なるほどなぁと思えることが多かったです。それ以外にも、マイクロサービスやDockerの運用(監視)の話も出てきて、これまでと違った知見がいるということを痛感しました。奥が深いです。(というか闇が深くなるかもしれませんw)

感想



 個人的には、クローラー/Webスクレイピングの実行基盤としてのLambdaは最良の部類かと思っています。Lambdaに特化した情報をもう少しまとめていこうかなと思います。まとめ方の形態については、いろいろ画策しています。

Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 一番大切な知識と技術が身につく

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  • 作者: NRIネットコム株式会社,佐々木拓郎,佐藤瞬,石川修,高柳怜士,佐藤雄也,岸本勇貴
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Rubyによるクローラー開発技法 巡回・解析機能の実装と21の運用例

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Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法の目次

Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 一番大切な知識と技術が身につく

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 4/11の発売に向けて、残すところ僅かになってきました。ここに来てのMobileHubのSwift対応など、情け容赦ないAWSのアップデートに日々怯える日々です。さて全体の構成等がほぼ固まったので、目次を紹介したいと思います。


 全部で4章構成+付録です。3・4章の各節が、それぞれ30ページ近くあるために全体として600ページを超える分量となりました。もう少しコンパクトにまとめるつもりだったので、反省しています。

1章 AWSとクラウドネイティブ



1-1 AWSとは何か
1-2 クラウドネイティブなアーキテクチャ
1-3 認証と認可の仕組み
1-4 アーキテクチャのパターン
1-5 REST AP

2章 AWS導入の準備



2-1 AWSの導入手順
2-2 アカウントの取得と設定
2-3 開発環境の設定

3章 サービスの導入と設定



3-1 Amazon Simple Storage Servic(e Amazon S3)
3-2 Amazon API Gateway
3-3 Amazon Simple Notification Servic(e SNS)
3-4 Amazon DynamoDB
3-5 AWS Lambda
3-6 Amazon Cognito
3-7 Amazon Machine Learning
3-8 Amazon Kinesis
3-9 Amazon Simple Queue Servic(e Amazon SQS)
3-10 AWS IoT
3-11 AWS Mobile Hub

4章 アプリケーションの実装



4-1 Cognitoによる認証を利用したスマートフォン向け写真共有アプリケーション
4-2 API GatewayとLambdaによるサーバ連携するモバイルアプリケーション
4-3 API GatewayとCognito、Lambdaを連携した認証・認可サービスの実装
4-4 API Gatewayを使ったモバイルのスタブ作成
4-5 AppleWatchを利用した健康情報の収集
4-6 iBeaconと連動する勤怠管理アプリケーションの開発
4-7 DeviceFarmでモバイルの多端末自動テストの実施
4-8 LambdaとS3によるキワードキュレーションサービスの作成
4-9 Kinesisによるお手軽ETLでTwitter情報の収集
4-10 Machine Learningを用いたWeb閲覧履歴保存とキュレーションサービス
4-11 Cognito Syncを使った簡易メモ同期アプリケーションの作成

Appendix



1 クラウドとエンジニア
2 OpenAPI Specificatio(n 旧Swagger)

見どころ



 今回、特に力を入れたのが4章のアプリケーションの実装です。AWSの各種サービスと連携するiOS,Androidアプリの実装と、JavaScriptなどブラウザアプリの実装を紹介しています。コードを書面で紹介するだけでなく、サンプルアプリとしてコードをダウンロードできるようにします。いつものように出版元のSBクリエイティブのダウンロードサイト以外に、GitHubでも公開しようと考えています。公開後、幾つか修正していくことになると思うので、履歴を追えるようにします。

感想



 今までに無い形のAWS本との自負はあるものの、どれだけ受け入れられるか少し不安な部分があります。そして、この本のカテゴリーがクラウドになるのかモバイルになるのか、それによっても評価が別れるのではと思います。どちらでもあるという前提で書いているので、発売されたら是非一度、手にとって見てください。

Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 一番大切な知識と技術が身につく

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3/27 23:59まで。Kindle本 50%ポイント還元セールで買った18冊

 本日3/27の23時59分まで、Kindle本の50%ポイント還元セールをやっています。その中で、買った本を紹介します。当然、まだ読んでないので良いかどうかも解りません。新書を定価で買う気はしないけど、セールだったら買おうかなという気がします。

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モバイルからのクラウド利用について 〜InnovationEGG第7回「クラウドネィティブ化する世界」

 先日のInnovationEGG第7回「クラウドネィティブ化する世界」に登壇してきました。随分と遅くなりましたが、その資料と感想です。

発表内容



 事前情報でAWS関係の発表が多いということだったので、出来るだけAWSと離れた内容にしようと考えていました。ということで、モバイルアプリをテーマです。
www.slideshare.net

 結果としては、API Gateway良いよという毒にも薬にもならない内容になってしまったような気がします。もう少し、アプリの開発面に踏み込んだ内容にすれば良かったのかもしれません。

伝えたかったこと



 ユーザ側の端末にインストールされるアプリという形態は、想像以上にコントロールが難しいものがあります。運用をしていると、何らかの緊急対応が必要な場面が出てきます。そういった際に、アプリ側もしくはバックエンドのシステム側ではなく、その間で柔軟にできるレイヤーを挟んでおくと救われる場面は結構あります。API Gatewayは、今のところの選択肢としてはかなり良い位置にいると思います。

伝え忘れてたこと



 クラウドネイティブというキーワードとも関連しますが、外部のサービスを多用すると必ず運用中にその影響を受けます。その影響を最小限にするには、下記の方法があると思います。

・緩衝材となるレイヤーを設ける ←伝えた
・REST APIなど標準準拠のAPIを使う ←伝え忘れた
 ⇒標準に近いものを利用しておけば、別サービスへの移行や作り変えも楽
・必ず独自ドメインふっておくように ←伝え忘れた
 ⇒これをやっておくだけで、移行の容易さは格段に変わってきます。

感想



 参加者のニーズがどの辺りか読み切れない部分があって、ペルソナ設定が上手くいかず中途半端な発表内容になってしまった感は否めないです。一方で、『クラウドネイティブ』というキーワードに対する関心度の高さは垣間見れた。今度出す本のタイトルも、たまたまですが『クラウドネイティブ』というワードが入っています。注目されるといいなぁと思います。
 ちなみにこの本に込められた思いとしては、アプリエンジニアが直接クラウドを利用する機会がもっと増えれということです。従来はインフラエンジニア視点でアーキテクチャを語られることが多かったのですが、今後は逆転していくのではないかと思います。或いは、インフラ・アプリという垣根を超えた何かが生まれてくるのかもしれません。そんな萌芽を感じる1日でした。


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See Also:
アプリケーションエンジニア向けのAWS本を書きました

参照:
InnovationEGG第7回「クラウドネィティブ化する世界」に登壇・参加しました!|ハンズラボブログ|ハンズラボ株式会社
Innovation EGG 第 7 回に登壇しました
InnovationEGG第7回「クラウドネイティブ化する世界」に登壇してきました(とその感想) - Sweet Escape
『クラウドネィティブ化する世界』について - HAL @bump_of_kiharu