Books © 2011 Moyan Brenn, Flickr
本を読まない人間
増田さんに面白いエントリーがありました。私も月20〜30冊くらいは読んでいるので一言。読書の習慣をつけるとか、人生に役立てる為の幾つかのチップスをまとめてみました。
その前に読書が役に立つ例としては、例えば生命保険。新社会人になったら、わらわらと湧いて来た保険営業の人達に勧誘されます。毎日色々な会社の人達に勧められると、「入らないといけないのかなぁ」から「どこの会社がよいのかな」に気がついたら変化します。そんな時に、生命保険について勉強していると、勧誘されたとしても本当に自分にとって必要か、またどんな保険が必要が解ります。その際、学習効率としては、本を数冊読むのが一番高いと思います。複数社の話を聞くのも一つの手ですが、人と会って話すのはそれなりに時間が掛かります。それ以前にその保険会社のバイアスが掛かっているので、私にとって良い保険ではなくて営業マンにとって良い保険が勧められます。
このあたりは、下記のエントリーにまとめてあります。
生命保険について勉強してみた
そろそろ今回の本題の、私の本の読み方について
・同一テーマの複数の本をまとめて読む。
一冊の本を熟読するより、複数の本をさらっと読む方が効率がよいです。
一冊だけの場合、その著者が異端の人でもその考え方があなたの中で標準になります。
複数冊読めば、内容が被っている部分は標準的な考え方ということが解ります。
また、重要な所が解り易いというメリットもあります。
・読み切ることに執着しない
読み始めてつまんねーと思ったら、躊躇無く読む事を止めます。
読みたい本はほぼ無限ですが、あなたの時間は有限です。
不思議なことに、必要な本は必要な時に自然と出てくるのです。
・内容を忘れてもかまわない
一言一句忘れまいと必死に読む必要はありません。大体の内容、考え方さえ身に付けば充分です。
必要とあれば、もう1回読めばよいのですから。
・少しでも気になったら買う
後で気になって買おうと思っても、売っていなかったり題名を思い出せなかったりすることが多々あります。
本は高い高いという人は多いですが、一冊の本を書く為の労力を考えたら格安です。
1行でも役にたつ所があれば、その本はあなたにとってプラスなのです。
・常に手元に本
並んでいる時間、待っている時間でも手元に本があれば、イライラしません。
読書の時間をまとめてとるのは難しくても、細切れの時間を合わせれば、かなりの時間を確保出来ます。
上記のことを一言で言うと、お気軽にという事です。
See Also:
本の読み方がもう少し上手くなるの5つのTips
半端でない成毛さんの影響力 「本は10冊同時に読め!」
「読書について」を読まずに本を読むべからず
社会人向けに本の選び方について一言
読書のコストの話。或いは電子書籍が本の頁数を変えるかもという予想
※ところで、なんで増田さんなんでしょう?