Twitterで見かけて面白かったので、ちょっと考えてみました。
引用長くて申し訳ありません。
Q.
諸君の愛してくれたガルマ・ザビが死んだのはナゼですか?
A.
当時、スポンサーサイドから、「人気が出ない(オモチャが売れない)のはあんな変な仮面なんか被ったわけのわからない奴が敵役だからだ、シャアを殺すなりなんなりして、もっとそれらしい敵役をだせ」と強烈に要求されていたらしいですね。
そのため、どうしてもシャアを殺すのも重傷を負わせるのもいやだった富野監督は、左遷させることによって引っ込めよう、そう考えてあんな手の込んだことをしたらしいです。
実際、作り手としてはシャアがファンの高い支持を受けていることを承知していましたから、必ず復活することになる、そう確信していたわけです。ランバ・ラルはそういう理由で誕生したわけですね。
実際、シャアが出てこなくなると、復活させて欲しい、そういう要望がテレビ局に殺到するようになり、結局富野監督の読みと、当時のスポンサーの愚かさが証明された結果になりましたね。
ガルマが死んだのはそういうわけです。つまり、当時のスポンサーだった今はなき某おもちゃメーカーが殺したわけですね。
質問主さん
初めて知りました。早速、誰かに自慢します。
上手いなぁと思います。まず皆が知っている事実の裏話をサラっとしています。スポンサーとかマスコミとか、敵役にしたいものをちゃんと悪役にして、そこに富野監督が如何に上手く立ちまわって、その事態を回避したのか。また敵役であるスポンサーが如何に馬鹿だったのかと際立つ内容になっています。
この話の事実関係は解りませんが、読んでいる人に信じたいと思わせるエッセンスを全て含んでいます。またガルマが死んでシャアが引っ込んでランバ・ラルが登場と事実を下地にストーリが展開されています。俄然真実味が高く感じます。そして誰かに話したくなる内容。完璧ですね。
安部公房曰く、虚構の話に真実味を持たせたければ現実の部分を徹底的にリアルに書けと。「砂の女」は現実的にありえない設定ですが、読んでいると砂と格闘する集落の有り様が目に浮かんできました。それと同じなのかもしれません。
※上記の話、嘘か本当か解りません。
回答者の人の文章が凄いなぁと思ってのエントリーです。