社内教育向けに作られた冊子だったが、口コミで評判が広まり、建設会社や銀行、医療機関などから問い合わせが殺到。実費(1冊300円)で配布し、現在までの社外配布は4万6千冊にのぼる。
これ読んでみたいなぁ。「事例でわかるヒューマンファクター」という冊子みたいだけど、一般人でも購入できるのでしょうか。失敗の研究は失敗学という学問にまで発展していますが、やっぱり原因を注意不足で済ませると必ず繰り返すんですよね。やっぱり人間はミスをするという前提にたってどうやって防ぐか、またミスが起こった時の被害を最小限にする方法を事前に講じておかないといかないですね。野球の世界で言うと野村監督の「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という所でしょうか。
失敗学の本は色々ありますが、まずは「失敗学のすすめ」がお勧め。元祖です
恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失敗は成功の母」を科学的に実証した本書は、日本人の失敗に対する考えを大きく変えた。