プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

はてなスターとAttention Economy

 ちょっと古い話になりますが、2006年のETechで話題になったアテンション・エコノミー。2004年のティム・オライリーのWeb2.0に比べてはバズワードとしては流行りませんでした。しかし、地味ながら色々な所に影響を与えているのではないのかなぁと思います。はてなブックマークは、実利性も含みつつアテンションの先駆けだと思います。また、はてなスターは正にアテンション。そして、最近リリースされたカラースターは、人の興味はお金になるという実証ではないでしょうか?(カラースターにどれだけの売上があるのかは、謎ですが。。。)
 ブログを書く人には解って貰えると思うのですが、ブログを書く事は実利より多くの人に読んでもらう事やコメントやブクマで反応して貰うことの方が嬉しいんですね。これが何かと言うと、アテンションなのだと思います。ある程度豊かな社会になると、お金の次に注目を欲したくなるのかも知れませんね。(もしかしたら、これの最たる物が政治家なのかもしれません。)
 
 ちなみに、アテンション・エコノミーに関しては、江島健太郎さんのエントリーが解り易いです。
展望2006:アテンション・エコノミーの本格化

 2005年の流行語大賞にもなったブログの浸透により、情報の発信量は幾何級数的に増えているが、情報を消費する人のアテンション(注目)は限られている。

 また、id:jkondoさんとid:naoyaさんもETech 2006に参加されていたようですね。
Emerging technology conference

パソコンはどんどん安くなるし、情報はどこからでも無料で手に入る時代になって、一番貴重なのはAttention=興味。

ETech 2006 レポート


結構、はてなのサービスもこのETech 2006に影響されているのかも?