プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

One True Lookup Tableという考え方

 WEB+DB PRESS Vol.47が発売されました。今月の密かな注目が、SQLアタマアカデミーの単一参照テーブル(One True Lookup Table)という概念と実利についてです。これ何ぞやといいますと、都道府県マスタや、性別マスタ等の雑多かつコードと名前しか無いような単純なマスタを一つのテーブルにまとめてしまおうという考え方です。
 割と昔からある考え方ですが、DB設計の定石からは完全にアウトでしょう。が、気持ちは凄い解ります。レコードが100くらいしかないテーブル作る度に、それに対応するDAO、Entity等作っていくのは正直面倒くさいなぁと思います。(10以下の値しか持たないのであれば、プログラムの方で定義してしましますが。)
 実際使ったらどうなのと長い間疑問に思っておりました。で、この著者曰く開発の時では「結構便利なものだなぁ」ということです。うーん。ちょっと真面目に検討してみようかな。ただし、開発期間<<<<<<<保守期間の現実を考えると、運用側の意見も聞いてみたいものですね。

WEB+DB PRESS Vol.47
WEB+DB PRESS Vol.47
posted with amazlet at 08.10.27
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社
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