プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

レンタカー会社やタクシー会社は、ビルやマンションを建てれば良いと思う

 昨日、都市の自律的な成長の記事を読んでなる程なぁと思いました。ニューヨークが垂直方向に成長し、東京が水平方向に広がっている理由の一端が解った気がします。大量輸送機関のコストが、都市の発展に方向性に影響を与えるという考え方は新鮮でした。

都会の一等地を平面的に使う会社



 読んだ後に都会の土地利用について考えていると、思い出したのがとある業界です。見かけるといつも、一等地を贅沢に使っていると感じる場所があります。タクシー会社やレンタカー屋の駐車場です。非常に狭い観測範囲で申し訳ないのですが、近所で撮った写真です。大阪の西区で、それなりにマンションやビルが立ち並ぶ一角に、突如平面的な土地があります。


 少し離れた所のレンタカー屋も見てみました。ここは常々車の台数が少ないと思っていたのですが、気がついたら立体駐車に変わっていました。なるほど。

レンタカーの料金は、全国一律。されど地価は天と地の差。



 レンタカー屋は、インターネットの影響の為か、都会でも田舎でも一律の料金が多いです。当然、都会と田舎では利用頻度は違うものの、都市部の地価はレンタカー屋の経営には非常に厳しいのではと思います。そんな時に、地価が高いということを逆手にとってビジネスはないか考えました。
 土地の有効活用という意味では、垂直方向の利用です。まっすぐ考えると高層マンションやビルを建てるのが、一番効率が良さそうです。マンションの1階は住居としては人気がないので、そこをそのままタクシーやレンタカーの駐車スペースに出来るような気がします。入居者としては、雨の日や重い荷物を持っている時も、外に出ずに車を利用出来ます。またいつでも車が利用出来るのであれば、車を所有するという必要性もますます下がります。割と便利なような気がしますね。タクシーやレンタカーの駐車スペースにどんな規制があるのか調べていませんが、1階がレンタカー屋やタクシー会社というマンションやビルがあったら便利と思うのですけどね。ただの妄想でした。


参照:
都市はみずから成長する | Follow the accident. Fear the set plan.