プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

勝手に分析。cloudpackの広報にみる、ソーシャル時代のマーケティングについて

 AWS界隈で最近注目が、cloudpackさんのFacebookページ。cloudpackさんは元々AWS業界の老舗で、エバンジェリスト1号2号さんのお陰で知らない人はいないというレベルの知名度です。しかし、その割にはFacebookページの「いいね!」は鳴かず飛ばず。1桁台というか、cloudpackさん自体の1だけという状態がずっと続いていました。
 それが4月から、ページ自体の「いいね!」の数が急上昇で、かつ記事ごとの「いいね!」がコンスタントに数10という状態です。その理由は何と言っても、広報担当として4月から入社した酒井さん効果でしょう。ゆるふわ系の美人が、ガッツリとエンジニアの心を掴んだのだと思います。



 参考までに、参戦前と参戦後の「いいね!」の違いを見てください。4/16と4/17です。

日付/URL いいね 備考
2013-05-10 76 スカート&ニーソ
2013-05-09 30  
2013-05-08 36  
2013-05-08 32  
2013-05-07 46  
2013-05-07 22  
2013-05-04 36  
2013-05-01 26  
2013-05-01 25  
2013-04-30 1013 二四三六五
2013-04-26 53 後藤さん照れ
2013-04-25 37  
2013-04-25 18 ヤングジャンプ
2013-04-24 28  
2013-04-23 21  
2013-04-23 21  
2013-04-23 4 アンケート
2013-04-22 22  
2013-04-21 42  
2013-04-19 19  
2013-04-18 19  
2013-04-17 40 酒井さん登場
2013-04-16 1  
2013-04-15 1  
2013-04-15 1  

※スカート&ニーソで、界王拳2倍というところが凄いですw

まとめというか感想



 まぁ前段の部分はネタで、実際はソーシャルネットらしく個性が見える形で語りかけているのが好感を得ているのでしょう。最近ですと、どこの企業でもFacebookを使って広報を考えていますが、今回の事例から考えると成功するのはかなり難しいのではないかと思います。昔ながらの企業は組織で仕事をするという建前がありますから、個人を全面に出して仕事をするのは中々難しいです。ただ、そうも言っていられないので、Twitterを使って顔・個人が見えない形で個性を出そうとしているのでしょうね。しかし、もう少ししたら、広報担当の人を雇うのは当たり前となるのかもしれません。10年先で企業広報がどういった方向になるか?ここ数年で決まるのかもしれませんね。
 まぁいずれにせよ、cloudpackさん本当に上手いなぁ。


See Also:
「ウェブはグループで進化する」を読みながら、シェアされるポップを考えた


参照:
cloudpack(クラウドパック)