プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

道具と消耗品の境界線

「道具はいいのを買いなさい」という助言が意味すること

 道具はいいのを買いなさいという話。
内容的には、ほとんど納得です。難しいのはブログ主が言うように、何でもかんでもお金をかければ良いというものでもないということです。料理を稀にしかしない私にとっては、高価な包丁は宝の持ち腐れ。それだったら、どこか美味しい所に食べに行った方が良いです。
 飲食店の話になると、お客さんが直接口を付ける皿やグラスというのは割と重要なのかもしれません。私が好きになるタイプの店は、店長がこだわりを持って器を選んでいる所です。何も高い物が良いという訳でもないのですが、焼き物の産地に行って自分のイメージにあった器を探してくるような人の店が好きです。難しい所は、飲食店にとっての器は道具か消耗品かという所ですね。居酒屋チェーンにとっては、間違いなく消耗品でしょうが、個人がやっている店にとっては道具なのかもしれません。
 本職システムエンジニアな私にとっての仕事道具と言えば、まずはパソコンです。これは道具か消耗品か。本来道具であるべきなんでしょうが、昨今のパソコン事情を考えると消耗品として扱う方が良いですね。無理してハイグレードな物を買ってもすぐに陳腐化します。それだったら、普及版を短い周期で買い替える方がトータルで安く快適に使えそうです。逆に道具だなと思うのが、キーボードとマウス。直接的な生産性には大きく影響はしませんが、快適さは全然違います。パソコンを変えても、デバイスだけは引き継げますしね。後、道具なのか消耗品なのかが解らないのが、書籍。消耗品がごとく気になったのは買いますし、用が無くなればあげるか捨てるかします。でも、中にはずっと保存しておいて折に付けて読み返す本もあります。こればっかりは読んでみるまでは解りません。
 とりとめの無い話になりましたが、本人の主観によって道具か消耗品かは分かれる物なのでしょうね。