引越を期に浄水器を付けてみました。それで色々調べたことのメモ書きです。
始めに宣言しておくと、私は一戸建てであれば水道水で充分だと思っています。ただしマンションの場合は一旦貯水タンクに貯めてから使われるので、どうしても衛生的に問題が出やすいので浄水器を付けようと思いました。(以前の住まいは徒歩数分のところにスーパーがあり、無料で濾過水が貰えたのでそれを使っていました。)とりあえず取り付けてから使い始めて1週間くらいの感想です。
浄水器
水をフィルターに通し、浄化させます。
取り除かれる成分はフィルターの性質によりますが、トリハロメタンや残留塩素やカビ臭、錆などです。
フィルターが肝なので、定期的に交換する必要があります。期間は大体1年くらいのモノが多いです。
整水器(アルカリ整水器)
水を電気分解して、アルカリ水や酸性水に分けます。
大抵の製品はフィルターの機能もついていて、水の浄化も行います。
つまり浄水器と整水器の違いは、水の性質(アルカリ性、酸性)を変化させられるといっても良いでしょう。
ただし同程度の金額の製品を比べると、整水器より浄水器の方が水の浄化能力は高いようです。
アルカリ水の効能は、次のように言われています。
・胃腸に良い
・珈琲等が美味しくなる
酸性水
・洗顔やシンク洗いに良い
タイプの選定
アルカリ水の効能はどうも根拠はなさそうなので、私は浄水器を選びました。
ちなみに水については人間の不安を煽りやすいところなので、マルチ商法の主力商品のひとつです。
何十万という商品もあるようですが、所詮はフィルターの性能だけのものなので、
しっかりしたメーカーが出している製品のものを買うに超したことはないでしょう。
(紫外線で殺菌というような所もありますが、効果は疑問視されています。)
またフィルターについて独自に開発しているのは、世界でも少ないようです。
国内のメーカーでも、フィルターは東レのものというのが多いようです。
後は日本ガイシも独自にフィルターを作っているようです。
また活水器というジャンルもあるようです。何でも磁力で水を活性化するらしいです。
これは完全に意味がないものでしょう。
また浄水器のタイプとして、2種類あります。
据置タイプと蛇口直結タイプ(カートリッジタイプ)です。(ブリタのようにポッド型を入れたら、3種類ですね。)
蛇口直結タイプは値段は手軽ですが、浄水能力といった点で据置タイプに劣るようです。
また、数カ月に1度フィルターを交換しないといけません。
浄水器のトータルのランニングコストとしては、据え置きタイプの方がカートリッジより優れていると思います。
機器の選定
ということで、上記を勘案して据置タイプで2点の商品に絞りました。
日本ガイシ 浄水器 C1 CW-101
東レ トレビーノ アクアマイスター AM501
他の定評のある外国製品としては、下記2点があるようです。
・シーガルフォー 浄水器 【カウンター据置タイプ】 X-1DS
・マルチピュア カウンタートップ型浄水器 「アクアボーイ」 MODEL-250SSCT
どちらも実績はあるし、安心かと思います。さらにマルチピュアは保証が10年と超長期です。ただ、私は日本で使うのであれば、日本の水道状況を一番解っているであろう日本のメーカーのモノを選びました。日本ガイシか東レか悩んだあげく、東レ トレビーノ アクアマイスター AM501にしました。値段的にはかなり痛いのですが、選んだ理由として次の通りです。
・10年使うことを考えれば初期コストは、それほど変わらない。
・フィルターの交換等の維持コストも、同程度。
・元々繊維(高分子フィルター)を得意とする東レと、セラミックスを得意とし独自のセラミックフィルターを開発した日本ガイシ。
好みの問題ですが、東レの方に分がありそうかな。
取り付けてみて
お水が美味しいです。お茶も美味しいです。酔っぱらって帰ってから、蛇口から飲めるのはありがたいです。
ご飯も美味しくなりました。(たぶん)まぁ、野菜洗ったり、みそ汁作ったりするのに今まで水道水を使っていたのですが、
それを美味しい水で作れるというのは満足感があります。
あと水の流量とか気になっていたのですが、普通に使うには全く問題ない程の流量がでます。(洗い物する場合は、直だし出来ます。)
結論
さっさと買っておけば良かった。