プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

『Rubyによるクローラー開発技法』の増刷決定しました

 少し遅くなりましたが、ご報告です。先月末(8/23)に発売した「Rubyによるクローラー開発技法」ですが、発売10日程で何と増刷決定しました!!
 発売前から、テーマがマニアック過ぎるとか、値段が高過ぎると、主に私の中で心配していましたが、想定外の好調さに驚いています。たくさんの方に買っていただき、本当にありがとうございます。Amazonの方でも売上げ好調で、「本 > コンピュータ・IT > プログラミング > Ruby」では、1週間1位を継続、1つ上の、「本 > コンピュータ・IT > プログラミング」でも、わりと1位を継続していて、「本 > コンピュータ・IT」でも、ランクインしています。

どういった層が買うのか



 発売後、TwitterやGoogleでつぶさに観察しています。「Rubyによるクローラー開発技法」の購入者層は、Rubyやクローラーをバリバリやっているという人よりは、どちらも、もしくはどちらかが初めてで、本を読みながら学んでいくというスタイルの人が多いようです。そういった人には、Rubyの概要から、クローラーの概念まで、細かく解説しているこの本はマッチするようです。特にRubyの説明については、Ruby技術本の第一人者の一人である、るびきちさんの解説なので勉強になると思います。(私も勉強させて頂きました)
 一方で、タイトルからして中上級者向けと思って買った人に対しては、少し物足りないのかもしれません。クローラーを作ってスクレイピングをしていると、必然的に可視化や統計処理、自然言語処理に向かうことになると思います。そこに対する足がかりの記述をもう少しすれば良かったと思います。
 実は企画段階で、その辺りも少し書きたいと考えていました。しかし、色々話しあう上で、テーマがぶれすぎるので削っていきました。結果的には良かったと思いますが、巻末インデックスか何かで文献や参考リンクでも書いておけばよかったと思います。その点は、いずれブログか何かで補完しようと思います。

イベント



 出版社の方に聞いたのですが、RubyKaigiでジュンク堂さんが販売会をするそうです。予定があえば私も参加して、サイン会になるようです。正式に決まり次第、改めて連絡させて頂きます。しかし実際にするとなると、私は字が汚いので、小学生が教科書に名前を書いたみたいになるので、本にサインすることに躊躇します。でも、買ってくれる人に直接あって、話を聞いてみたいというのはあります。
 またググっていて発見したのですが、「Rubyによるクローラー開発技法 読書会」なるものが、9/27(土)に兵庫県尼崎市で開催されるようです。どんな会まったく知りませんが、光栄です。いつか読書会に参加してみたいですね。

See Also:
『Rubyによるクローラー開発技法』を書きました
Rubyによるクローラー開発技法の目次
本を書く前に準備したこと、執筆中にしていたこと


参照:
『Rubyによるクローラー開発技法』増刷決定!Amazon 1位なう!!個人用即席クローラーの作り方 | るびきち×Emacs
9月27日 Rubyによるクローラー開発技法 読書会 第1回(兵庫県)

Rubyによるクローラー開発技法 巡回・解析機能の実装と21の運用例

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