ここ半年ほど、Rubyでクローラーを作る本を書いていました。そんなこともあり、前回JAWSUG三都物語に参加した時に、アジャイルウェアの川端さんにRuby関西で話さないかとお誘いを受けました。もともとRubyのコミュニティに興味あったので、参加させて貰いました。
http://rubykansai.doorkeeper.jp/events/1316062nd Ruby/Rails勉強会@関西 #rubykansai - Ruby関西 | Doorkeeper
他の方の発表
RailsGirlsOsakaに参加して思ったこと
RailsGirlsにスタッフとして参加した@to_uedaさんの感想。RailsGirls面白そうです。次は京都の企画があるので、興味がある人はチェック。
Rails Girls - Japanese
【LT】ちょっとしたTipsの提案をします
@pinzoloさんのLT。デバッグツールなど個々人が独自で使うGemは、Gemfile.localを使おうという話。最初はGroupじゃダメなのと思ってたけど、自由な環境を使いたいという前提が解った時にしっくりきました。
【LT】るびまの告知
@muryoimplさんのLT。るびまが10周年で、記念メッセージ募集中のこと。併せて、るびまの編集・発行フローの紹介。るびまの中の人、初めてみました。もうちょっと話聞いてみたかったです。
Rubyist Magazine 十周年へのメッセージ
Railsで実装されているGitLabのGit Flow | GitLab実践入門 - Merge Requestによる開発
GitLabを使って、GitHubチックにGit Flowを使う話。かなり参考になりました。会場からも、かなり具体的な質問が出てきて勉強になりました。リポジトリもCVS⇒SVN⇒Gitと進化してきているので、開発フローも改めて考えなおした方が良いですね。
「develop ブランチなんてオワコン」説
develop ブランチなんてオワコン - Togetterまとめ
Ruby初級者向けレッスン 50回 ブロック
@higakiさんによるRubyレッスン。毎回恒例のようで、今回はblockについて。言語の基本的な所をちゃんと勉強したことが無かったので、かなり勉強になりました。
higaki/learn_ruby_kansai_62 · GitHub
@IT Rails4入門記事をツッコもう
時間が余ったので急遽追加されたコンテンツ。@agilekawabataさんがモデレータとなって、アジャイルウェアさんが連載している「開発現場でちゃんと使えるRails4入門」について話しあおうという企画。私も発表者の一人として、壇上にあがったもののRails4はまだ使っていないので特に突っ込めることは無かったです。すんません。テーマとして挙がったのは
- rvm派 or rbenv派。
壇上は、rbenv派多数。rvm派は川端さんと私だけ。rbenvが軽量なのが人気の理由とのこと
- 利用するエディタ、開発環境は?
意外なことにvim派とemacs派が多数で、それぞれ半々くらい。その次が、sublimetext。他にはAtomとNetBeans。みんな軽い環境が好きなんですね。(私もVim派)
- Rails4の新機能つかってる?
8つくらいの機能について、軽い解説と使っているかどうか。端末ごとのテンプレートは良いねという話と、config/secrets.ymlは必須だねという結論。Module#concerningは、どう使うのが良いか中々難しいとのことです。後は、CSRFプロテクションの変更は対応必須。
全般的には、記事へのツッコミというより、川端さんへのツッコミになっているのが面白かったです。
感想
初参加でしたが、かなり楽しかったです。参加者のレベルは、本当の初心者から上級者まで様々です。間違ったことを言っても直ぐにマサカリが飛んできて訂正してもらえるので、発表する方としても安心して話せるのではという感じでした。また、最後の告知で知ったのですが、町ごとにRuby勉強会が立ち上がっていて、気軽に勉強できる下地ができているようです。なかなか見習うべき所が多かったです。
See Also:
Rubyで作るクローラー Ruby crawler