プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

入社1x年目の私が、『入社1年目の教科書』を読んでみた

 社会人になって10何年が過ぎていますが、入社1年目の教科書を読んでみました。この本は、東大法学部在学中に司法試験に合格し、卒業後にコンサルタントになり、その後入学してハーバード大でMBAを上位5%の成績で卒業し、現在ライフネット生命保険の副社長をやっているという輝かしき経歴を持つ岩瀬さんの仕事観をまとめたものです。
 内容としては、最初の10ページ程にまとめられています。

  1. 頼まれたことは、必ずやりきる
  2. 50点で構わないから早く出せ
  3. つまらない仕事はない


 これだけ見ると、もっともなことだけど特別なことを言っているのではないことが解ります。岩瀬さんが特別なのは、その行動力。例えばリップルウッド時代にCEOがカルロス・ゴーンに会いに行くと知ると、頼み込んで連れて行ってもらうとか。チャンスを見つけたら躊躇なく突撃出来るところが、違いを生み出しているのだと思います。
 では何故、普通の人と行動力が違ってくるのでしょうか?恐らくですが、目標なりゴールなりを明確になっているかの違いではないでしょうか?ゴールが決まっているのであれば、悩んでいる暇はありません。一直線に目指すだけです。その差が、10年20年の間に大きな違いとなって出てくるのでしょう。


 私ももう30代後半に差し掛かろうとしています。岩瀬さんとほぼ同年代ながら成し遂げたことには大きな差はあります。でも、自分なりにゴールを設定して、一歩一歩進んでいこうと思います。そう言った意味で、入社1年目に限らず10年目でも20年目の人でも読んで見て欲しい一冊です。