Facebookの上場凄いことなりましたね。上場益を得た社員が不動産を豪邸を買って、シリコンバレー一帯にミニ不動産バブルが発生するのではないかと思われます。実際の所、Facebookの実態はどうなのだろうと調べてみました。まずは、表の一覧で見てみましょう。
Apple | |||
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株数 | 935,060,000 | 326,030,000 | 2,740,000,000 |
株価(2012/5/19) | 530.38 | 600.40 | 38.23 |
時価総額(億ドル) | 4959.37 | 1957.48 | 1047.50 |
売上(億ドル) | 466.33 | 105.80 | 37.11 |
純利益(億ドル) | 130.64 | 27.05 | 10 |
一株利益(ドル) | 13.97 | 8.3 | 0.36 |
まずは、売上と純利益のグラフ化してみました。どちらも、Appleが圧倒的ですね。
業態が違うので売上を比較してもあまり意味がないので、純利益と時価総額を並べてみました。やっぱりAppleが圧倒的です。AppleとGoogleに比べるとFacebookの純利益が低いように見えますが、今時点で10億ドル(800億円)の純利益を上げているのは凄いと思います。
グラフ見て思ったことは、Facebook自体は一番良い時期に上場したのではないでしょうか?SNSは、Friendster,MySpace,Mixiの例をみると、成熟して参加者が増えると逆に飽きられるという宿命があるようです。FacebookがこのままSNSに留まるか、Googleのようなプラットフォームの一つになるかは解りません。ただ将来への期待が最大化しているのは今でしょう。株の売り出し数が途中で増加したことからも、この価格だと売って現金化した方が得と判断したことからも解ります。(ちなみにステークスホルダーの60%が売却した模様です。)
一方で、Googleも上場当初から過大評価され過ぎと言われ続けていましたが、今でも順調に伸びています。今後も株価が伸びるかどうか私には解りませんが、興味深いものです。
売上、利益は次のニュースから調べました。
アップル、グーグル、フェイスブックの2011年の売上比較
Google決算、売上高は初の100億ドル超だが予測を下回る
Apple決算、売上高純利益ともに過去最高 iPhone販売台数は3704万台