Apple Universal DockとiPhoneの組み合わせについて

　昨日、「iPhoneとApple Universal Dockの組み合わせはNGなのか？」の続きです。iPhoneからアンプに音声出力するのに四苦八苦したので、メモっておきます。

症状について

充電出来ない
「このアクセサリはiPhoneでは動作しません。オーディオ干渉を緩和するために機内モードをオンにしますか？オンにすると、通話できなくなります。」というメッセージが出てくる
Universal Dock経由でアンプに出力出来ない

機種

iPhone 3G
Apple Universal Dock FireWire電源アダプタ版（型番不明３年ほど前にアメリカで買った）

　まず、一つ目。充電出来ない件ですが、これはUniversal Dockの電源がFireWire+電源アダプタ（？）が原因でした。下記のページにあるように、iPhone 3GはFireWire電源アダプタでの充電には対応していないようです。USBケーブル+USB電源アダプタだと無事に充電できました。うーん。何でと言いたい。
アップル - バッテリー - iPhone

充電のヒント
iPhone 3Gは、FireWire電源アダプタ、FireWire対応のシガーソケット充電器での充電に対応していません。iPhoneをUSBで充電する場合、充電が完了するまでコンピュータの電源をオンにしてください。iPhoneをつないだコンピュータの電源が切られた場合や、スリープモード、スタンバイモードに移行した場合、iPhoneのバッテリーが消費されることがあります。

　次に、機内モードに移行を促される件。こちらは仕様のようです。機内モードにしなくても問題がないケースもあれば、干渉して著しく音質が悪くなるケースもあるようです。Appleのページにもあるように、iPhoneとiPodは基本的に共通のDockコネクタポートを使えるようになっているけど、全部が全部対応している訳ではないよとのことです。でもねぇ、Appleさん。Universal Dockは対応しておいてよ。本家本元なのだから。。。とは言っても、オーディオに出力することが無いのであれば、Universal Dockでも問題なく使えると思います。
iPhone および iPod のアクセサリについて

概要
iPhone と iPod では、共通の Dock コネクタポートを使うため、適切に設計されているアクセサリであれば、iPhone と iPod の両方で利用できます。すでに数千種類の iPod 専用アクセサリが市販されていますが、これらすべてが iPhone で使えるとは限りません。これは、「Made for iPod」ラベルのある一部のアクセサリによって、携帯電話で電波干渉が起こる可能性があるためです。
　中略
「Works with iPhone」とは、iPhone 専用に接続するよう設計され、アップルが定める性能基準を満たしているとデベロッパによって認定された電子アクセサリであることを示しています。

　最後に、オーディオに出力出来なくなっていた件ですが、これは全くの謎です。iPodの場合は再生すると音が出ていたのですが、iPhoneをさすと音声が全く出力されませんでした。ダメもとで、アンプ側の入力の刺す所を変えてみると何故か出るようになりました。これは今でも全く謎です。アンプ側の要因もあるので、解明は難しそうですね。（というか考えるのを諦めました）

　結局、私の場合は、電波干渉の件があるのでApple iPhone 3G Dockを買いました。Dockをオーディオの方に備え付けている為に、USBのDockコネクタが足りなくなりました。何気に高いんですよね。これ

　結論としては、オーディオに接続するのならば、Apple iPhone 3G Dockを使うことを推奨します。それ以外の用途ならばUniversal Dockでもおっけいだと思います。また、サードパーティ等で買う場合は、「Works with iPhone」と書いているか確認した方が良いです。以上。

2009/04/20 23:30追記
　Universal Dockには旧型と新型があるようです。
旧型の方はiPhone非対応。新型は対応とのことです。
見分け方は、次の通り