お約束ということでHello World!!を表示するアプリを作ってみました。
まずは、Create projectでView-Based Applicationを選択。プロジェクト名は、Hello。
すると、以下のファイル群が出来ます。
Classes HelloAppDelegate.h HelloAppDelegate.m HelloViewController.h HelloViewController.m Other Sources Hello_Prefix.pch main.m Resources HelloViewController.xib MainWindow.xib info.plist Frameworks UIKit.framework Foudation.framework CoreGraphics.framework Products Hello.app
.hファイルが、ヘッダーファイル。C言語と一緒です。
.mファイルが、プログラムの実体。.cと一緒に考えても問題ないでしょう。
.xibファイルが、インターフェース(見た目)の定義。クリックすると、interface builderが起動します。
.appファイルが作られたアプリです。
画面の表示する実装は、HelloAppDelegate.mにありますので、そこを編集します。幾つかメソッドがありますが、その中にapplicationDidFinishLaunchingというメソッドがあります。このメソッドは、アプリケーションの起動が終わった直後に1度呼ばれるメソッドです。今回は、ここにHello worldの表示の実装を書きます。
- (void)applicationDidFinishLaunching:(UIApplication *)application { UILabel *aLabel = [[UILabel alloc] initWithFrame:[[UIScreen mainScreen] bounds]]; aLabel.text = @"Hello World!!"; [window addSubview: aLabel]; [aLabel release]; // Show window [window makeKeyAndVisible]; }
UILabel *aLabel = [[UILabel alloc] initWithFrame:[[UIScreen mainScreen] bounds]];
まずは、aLabelというオブジェクトを作ります。UILabelと言うのは、フレームワークで提供されているクラスです。
aLabel.text = @"Hello World!!";
次にラベルに文字を設定します。文字列を書く時に@""とするのがObjective-Cの書式のようです。
[window addSubview: aLabel]; [aLabel release];
そして、ウィンドウにラベルを追加します。要が無くなったラベルは解放します。
[window makeKeyAndVisible];
最後に、表示します。
見事表示できました!!
サンプルを見ながら書いただけですが、動いている物を目の当たりにするとやはり嬉しいですね。これからも、順を追って使い方を覚えていこうと思います。