『ライフネット生命が別に安くないし、役にも立たない件について』のエントリーに端を発して、最近生命保険関係のエントリーが色々出ていて参考にしています。今日は、何とライフネットの中の人が『この際、医療保険をちょっと勉強してみよう』というエントリーをあげて民間保険の位置づけを説明してくれてた。数値や最近の制度改正等も紹介しているので、かなり役に立ちます。こんなに手軽に企業のトップの見解が解るって良い時代ですね。
以下、メモ
・国民医療費は32兆円、自己負担の医療費は6兆4,000億円
4割の12.4兆円は70歳以上の高齢者が使用
国民一人当たり、年間5万3千円
・高額療養費制度の現物給付化
建て替えが必要なくなった模様
・所得補償
被用者保険や国保組合に加入している場合は、病気で休んだ期間も「傷病手当金」という名目で、標準報酬の6割が1年6か月を限度として支払われる
先日、『『本当の問題は死ぬに死ねない時』は、生命保険営業の殺し文句』でも書いたけど、やはり日本は公的保険の制度がしっかりしているので民間保険は補助的に使う程度でよいようです。独身、結婚しても子供がいないのなら、基本保険はいらないと思っています。子供が出来た段階で、自分が突然死んだ場合のことを考えて保険に入ろうかなと思っています。
※世界有数の公的保険があるのに、世界一保険を入っている国が日本というのも皮肉なものですね。
自分に必要な保険が解る1冊です。保険は、生涯で数100万。本はせいぜい数千円。投資効果で考えると、凄まじいパフォーマンスです。
しつこいようだけど、ライフネットの社長さんの本。現代の保険の教科書です。