プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

社会人向けに本の選び方について一言

たまに後輩とかからどんな本を読んだら良いのですかと聞かれるので、簡単にまとめてみました。参考程度に読んでみてください。 自分の仕事関係の本 当たり前の話ですが、自分の仕事関係の分野については常に情報をアップデートしてください。業界によっては…

まだ読んでいない人は是非。文庫本版『銃・病原菌・鉄』発売

先ほど気が付いたのですが、名著『銃・病原菌・鉄』の上下巻が文庫本版で出ています。ハードカバー版は上下セットで4,000円でしたが、文庫本版はセットで2,000円未満で買えます。まだ読んでいない人は、是非読むべきでしょう。 どんな本かと言う点については…

脳トレーニングの元祖と言えば、『頭の体操』でしょう

この前実家に帰った時に、本棚を覗いてみたら昔読んでいた頭の体操シリーズが並んでいました。ページの左の方に問題があって次のページに答があるというスタイルで、問題が解けないと悔しくてページをめくれない日々でした。 大人になって改めて読んだら、や…

2011年、Amazonアソシエイト結果 書籍編

2011年の振り返り中です。第二弾は、書籍編です。 昨年は書籍の紹介が少ないこともあって、新規のランクインは少なかったです。その分、ロングセラーとして役立つ本が出てきているのではないでしょうか? 1位:金融商品にだまされるな! 一位は何とこの本。20…

大阪からシステムについて考えてみる 体制維新

大阪府民であり大阪市民である私にとって、とても気になるのが来週の市長選挙。橋下さんと平松さんの一騎打ちということで、とても解りやすい構造でありがたいです。選挙前に色々情報収集はしているものの、ご本人が本を出していたので買いました。体制維新―…

模倣は創造の源。ブレーン・ハッカー 巨人の「肩」に乗れ!―「新しいこと」を次々に考える“脳”!

独創的なアイデアとは何かと定義している本です。ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズが世に送り出してきた製品のルーツを元に、独創的なアイデアが生まれる過程を分析しています。ずばり独創的なアイデアとは、「他人のアイデアの上に、自分のアイデアを構…

利益モデルの型を知るということ。「ザ・プロフィット」

ザ・プロフィットという本を読みました。この本は一言で言うと、利益モデルの型の紹介です。守破離で言う所の、「守」です。まずは基本的な型を覚えて、世の中の企業がどのモデルで利益をあげているのかを考える習慣をつけると色々見えてくるものがありそう…

シンプルに素早くいこう!!「小さなチーム、大きな仕事」

異彩を放つ37シグナルズの哲学が凝縮された一冊です。37シグナルズと言われても、何それと思う人が多いでしょう。Ruby On Railsの生みの親がいる会社です。またブートキャンプ等のサービスでも有名な企業です。しかし、業界に大きな影響を与えているにも関わ…

先人たちの経験の集大成。ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック

本屋で立ち読みして中々良かったので、衝動買いしてしまいました。ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック オライリーの本ですが、一つの製品や言語・技術に対してのノウハウの提供や解説をしている本ではありません。またサイト・サーバ管理…

iPhoneアプリ開発の必読書がまた1冊。iOS開発におけるパターンによるオートマティズム

巷で話題のiOS開発におけるパターンによるオートマティズムを買って読みました。一言でいうと、こんな本が欲しかったです。iPhoneアプリの開発本は数あれど、デザインパターンに言及している本はお目に掛かったことがなかったです。(正確にはデザインパター…

こんな面白すぎる新書があって良いのですか?武士の家計簿

映画もやっているし、前から気になっていたので選んで読んだのがこの一冊です。武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書) 代々加賀藩に仕えた御算用家である猪山家の家計簿記録を元に下級武士の生活の実態を紐解いています。御算用者とはソロ…

2010年、Amazonアソシエイト結果

年初ということ昨年の振り返り中です。一発目は、Amazonのアフィリエイトの結果です。アフィリエイトしていると良いことは、自分が紹介した物が売れるという喜びの他に、販売動向から閲覧者のニーズと反応が伝わってくることなんですよね。また、ある程度の…

この国の未来は大丈夫かと心配になるリスト

本日(2010/12/26)の日経新聞に載っていた、トーハン調べ(※)の書籍の年間ベストセラーのトップ20のリスト。思うところは、色々あると思うので、Twitterなりブクマでコメント頂ければと思います。 個人的に気になるのは、8・9位争い。2巻まとめて集計…

とある団体の研修の話

とある団体の研修の話 ・参加希望者は、冬の寒い時期に門の前で3時間くらい待たされる ・志望動機を大声で、声が枯れるまで何度も何度も繰り返さないといれて貰えない ・決められた持ち物以外、基本的に所有物は全て取り上げられる ・夜の10時就寝。起床は…

今年一番面白かった本。銃・病原菌・鉄 ―1万3000年にわたる人類史の謎

昔から読みたいなぁと思っていた本の一つが、「銃・病原菌・鉄 ―1万3000年にわたる人類史の謎」です。本屋さん大賞にも選ばれたこともあるようです。 人類の発展史を、環境の差異に着目して分析しています。ありそうで無かったこの視点ですが、読んでいて度…

iPadの神アプリの作者が書いたiPad本 "iPad 電子書籍アプリ開発ガイドブック"

CloudReaderの中島聡さんが、共著で「iPad電子書籍アプリ開発ガイドブック」という本を出していました。紹介エントリーを読むと、次のようにありました。これは期待と、会社帰りに買ってきました。 編集担当の方から、「これから電子書籍アプリを作ろうとい…

新・iPhone/iPadアプリを作るならば、これを読め!!

以前、「iPhoneアプリを作るならば、これを読め!!」というエントリーを書きましたが、iPadが出たり色々な本が出たりと状況が変わったので、現状のお薦め本を再度書いてみます。 初めてiPhone/iPadアプリを作る人という観点で書くと、まず「iPhoneプログラ…

情報セキュリティスペシャリストの試験勉強

積極的にとる気は無いのですが、宮仕えの悲しさで"情報セキュリティスペシャリスト"の情報処理試験を受けます。せっかく時間を割いて受験するからには、知識力アップを目指します。ということで、下記の3冊を買います。 ハッキリ言って、財布にかなり痛い。…

もしテレビ屋が、本をプロデュースしたら。

100万部を突破したということで、話を合わせる為にも岩崎夏海さんの"もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら"を読みました。ドラッカーの入門書というより、今売れる本はこう書けという意味で参考になりました。岩崎夏海と…

私には、まだこの本は論じられません。「日本人へ 国家と歴史篇」

ちょっと間が空きましたが、塩野七生の「日本人へ リーダー篇」に続き国家と歴史篇 を読みました。この本を読んだ感想は、ローマ人の物語を読まずしてこの本の感想を言っては駄目だなという点です。塩野七生が15年間かけて書いて来たローマ人の物語、国家に…

今の日本に必要な1冊。日本人へ リーダー篇

仕事帰りに塩野七生の「日本人へ リーダー篇 (文春新書)」を買って電車で読んでいたのですが、この本はというか塩野七生は本当に凄いと思います。一気に引きずり込まれて読むのに集中し過ぎて、お陰で駅を二駅乗り過ごしてしましました。 本書は2003年から20…

書籍を電子化する為の5つの方法

iPadが届いて早速CloudReadersをインストールしました。想像以上の使い易さ、読み易さに感動しています。これを味わうと、もう書籍は電子書籍でええやんと思えてしまいますが、まだまだコンテンツの方が充実していないので、暫くは紙の本を買うことになりそ…

2010年5月の読書

先月は、割と読みました。数えてみたら23冊です。成毛さんの「本は10冊同時に読め!」にあっさり影響された結果ですw読んだ本としては軽い本が多かったので、あまり読んだ感覚はなかったです。 5月の本の中でのお勧めは、何と言っても大前 研一さんの企業参…

何歳になっても読みたい1冊。「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」

話題の「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」を読みました。評判通り読後感の良い1冊です。 本書は著者の息子が16歳になった時に作ったリストで、大学にいくまでに知っておいて欲しいことが綴られています。確かに納得出来る…

この本を読むと金融商品が買えなくなる。「プロが絶対買わない金融商品」

タイトルが面白かったので、さらっと読んでみました。 プロが絶対買わない金融商品-あなたは「カモ」られている- 元金融マンが明かす金融商品の裏側です。 毎月分配型投資信託や外貨預金など、オーソドックスな商品の問題点を始め、サムライ債や満期選択型定…

半端でない成毛さんの影響力 「本は10冊同時に読め!」

マイクロソフトの元社長の成毛さんの、「本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)」を読みました。久しぶりにこれは凄いと言える本です。書いている内容は、多読の勧めであったり、隙間時間を…

2010年4月の読書

ちょっと遅くなりましたが、2010年4月の読書記録です。 情報処理試験の勉強が忙しかったので、今月は軽めの本しか読んでいません。 お勧めは、3000万円をつくる投資信託術 サラリーマンのためのインデックス投資入門 (朝日新書)かな。 Twitter API プロ…

貴方が残念な理由が解る本。「残念な人の思考法」

頭が良いのに、仕事が出来ない。こんな人、身の回りにいませんか?ぱっと考えるだけども、何人か頭に浮かんでくると思います。また、仕事全般に関してではなく、ある特定の一分野に限定をしたら、ほぼ全ての人が当てはまると思います。私も得意な分野では効…

若い人に読んで欲しい。3000万円をつくる投資信託術

竹川さんの新刊が新書で出ていたので買って読みました。 3000万円をつくる投資信託術 サラリーマンのためのインデックス投資入門 (朝日新書) 「投資信託にだまされるな」以来のファンですが、今回も基本に忠実にかつ地道に積み立てて行くことの大切さを説い…

ブログのアクセスを2倍アップしたい人だけ読んでください。伝え方の大切さ・・・

ちょっとキャッチーなタイトルを付けてみましたw。このブログは、私自身の備忘録がメインなので、人に読まれることを余り考えていませんでした。しかし、最近2回ぐらいはてブのホットエントリーに載って気がついたのですが、やっぱり人に伝えようと思って書…