5年ほど前に、「新幹線のWifiは、どうやってつながるのか?或いは、なぜ遅いのか?」という記事を書いていましたが、新幹線のWi-Fiは遅くて使い物にならないものと思っていました。ところが最近、Shinkansen Free Wi-Fiが登場してきて、わりと快適になってきています。昔のLCXベースのWi-Fiは、新幹線1編成あたり最大2MBpsです。1編成ってのは、1号車から16号車合わせて1編成です。それで2MBps!!そりゃ、遅いですね。では、新しいShinkansen Free Wi-Fiは、どういった構成なのでしょうか?
Shinkansen Free Wi-Fiの仕組み
仕組み・構成については、この記事に詳しく書いてありました。
JR西日本に聞く、新幹線の無料Wi-Fiサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」開始の舞台裏
LTEベースで、JR東海・九州はNTTグループで、JR西日本はauと、JR各社ごとに通信キャリアを変えているそうです。で、設置単位は何と1両ごと、車内案内表示器の空きスペースに設置しているそうです。LTEの要求スペックも、100Mbps以上のスループットが出るように設計されているそうなので、それなりに速いのも納得できますね。
走っている場所により速度はマチマチですが、だいたい1Mbps以上はでている感じでした。
※Googleさんの回線速度テストを使っています。1Mbpsの時は、非常に低速ですとディスられていますが。
ということで、早く全車両導入して欲しいものですね。2020年3月を目標に、順次設置を進めているそうです。