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プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

みんな大好きc3インスタンスの今

 先月に発表されて以来、尋常でない人気を博しているのがC3インスタンスです。余りに需要が多すぎて、Amazon社も早急にリソースを増強するという異例の発表を行っています。

私たちは、このインスタンスタイプが人気になると確信していましたが、これだけ人気がでるとは想像していませんでした。 EC2チームが、C3の使用量の増加について、振り返り、調べた結果、これまで新しく導入されたどのインスタンスタイプにも見られないほど高いことがわかりました。 ここでは細かい数字についてはお話しませんが、今まで最も急激に成長したインスタンスタイプが22週間で達成したレベルに、C3はわずか2週間で到達してしましました! 現在、C3をリクエストした際に、そのキャパシティを確保できない方がいらっしゃるのはこのためです。

 今まで一番人気だったインスタンスの10倍以上のスピードで、利用量が増えているとのことです。人気の理由は、圧倒的なコストパフォーマンス。例えば価格帯が似ているc3.largeとm1.mediumを比べると次のようになります。ほぼ同じ価格でCPUリソースが3.5倍で、さらにSSDが使えるという贅沢さです。

  m1.medium c3.large 比較
値段 0.175 0.192 1.1倍
ECU 2.0 7.0 3.5倍
メモリ 3.7 3.7 1倍
I/O  
ストレージ 1*410 SSD 2*16  

発表1ヶ月後のc3インスタンスの現状



 まずはスポットインスタンスの価格の推移をみてください。東京とバージニアです。

そんなに乱高下しているようには見えませんか?単位をよく見てください。天井の部分が$1や$3になっています。定価は、(日本の場合で)$0.192ですよ。10倍以上の値段です。SpotInstance + AutoScalingの設定で、インスタンスダウンしないように定価以上の指値(10倍以上)をしていたのでしょう。そしてリソース逼迫で見事上の金額に引っかかってしまったのでしょう。

 2013/12/20 23:00現在のスポット価格は、$0.200と$0.061です。片方のリージョンは既にキャパシティオーバで立ち上がらなくなっているので、納得の価格です。

c3インスタンスに係る怖い話



 まわりの人から聞いた話や、ネットで見聞きした情報です。

  • 新規のインスタンスを立ちあげられない
  • 同様の理由で、AutoScalingしているのにインスタンスを増やせない
  • c3インスタンスの調子が悪かったので再起動したら、立ちあげられなくなった


 特に最後のケースは怖いですね。

感想



 今回の件は、明らかにAmazonさん側が需要を見誤った為でしょう。一方で、それだけ魅力的なサービスをAmazonさんが投入したということでもあります。私としては、本番系のc3インスタンスの投入は暫く控えて、需給が一服するまで待つ予定です。その後にガンガン使い倒す予定です。c3.smallとかc3.mediumも出ると嬉しいですね。