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プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

片手で作業をしない

 何となく、自分への戒めのエントリーです。
日常の色々なシーンで、片手で物を持ったまま何かの作業をすることがありませんか?フライパンを持ったまま、皿を探して引き出しを漁ったりです。不器用な私は、大抵の場合何かやらかします。皿を落としたり、出すのに10倍の時間が掛かったりです。この片手というのは物理的な物でなくて、報告書を書きながらTwitterのタイムラインを見てたりなども含みます。
 今更気がついたことなのですが、人間はマルチタスクの効率はすこぶる悪いです。片手に物を持っているだけで、脳みそのリソースのかなりの割合を消費しています。人間がマルチタスクに向かないという事実を解る次のような実験があります。


実験1

1.紙を用意してください。
2.数字に123123と繰り返し書いてください。
3.10回繰り返した時点で、手を挙げてください。

恐らく30秒もしないで、終わると思います。


実験2

1.紙を用意してください。
2.数字に◯△□◯△□と繰り返し書いてください。
3.10回繰り返した時点で、手を挙げてください。

これも30秒もしないで、終わると思います。


実験3

1.紙を用意してください。
2.数字に1◯2△3□1◯2△3□と繰り返し書いてください。
3.10回繰り返した時点で、手を挙げてください。

恐らく、実験1と2の合計以上の時間が掛かると思います。


実験4

1.紙を用意してください。
2.数字に1◯A2△B3□C1◯A2△B3□Cと繰り返し書いてください。
3.10回繰り返した時点で、手を挙げてください。

きっと、実験3と較べても格段の時間が掛かるでしょう


 上記の例は、2年もしくは3年前のアジャイルカンファレンスのキーセッションで聞いた話です。実際に私もやってみましたが、その通りでした。人間はコンピュータのように、処理能力を分割して、少しづつ随時行えないということを身をもって体験しました。最初に話した片手で作業をするというのも同じことなんですね。ちょっと手間でも手で持っているものを置いておいて、目の前の作業に全部のリソースを使って行うことが一番効率が良いのですね。ついつい面倒臭がって、ながらで作業をしようとしてしまいます。改めて気を付けたいと思います。(※)少し時間軸を広げて、1つ1つのタスクも同じだと思います。なるべく集中してタスクに取り組める環境を作るのが先決ですね。
※別に何かやらかした訳ではないですよ。