プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

5分くらいで出来るやる気の出し方

とりあえず


 人類の永遠のテーマ、というか受験生の永遠のテーマの1つが「やる気の出し方」です。やる気が出なくて、やる気を出す為に運動をしたり部屋を片づけたり、そんなことをしている間に時間がなくなったことありませんか?私は、いつもそうでした。


 そんな学生時代でしたが、社会にでて10数年。やる気の出し方が少し解ったような気がします。ずばりやる気が出てくるのを待つのではなく、やる気がなくてもとりあえず始めることです。対象は勉強でも、プログラミングでも、運動でも何でも同じだと思います。やる気が出なくて嫌でも、始めて5分もすれば意外に調子が出てくることないですか?


 これには、それなりの根拠があるようです。脳の海馬を研究している池谷裕二さんと糸井重里の対談本に次のような一節があります。

「やる気」を生み出す脳の場所があるんですよ。側座核(そくざかく)と言いまして、脳のほぼ真ん中に左右ひとつずつある。

〜中略〜

ところが、側座核の神経細胞はやっかいなことに、なかなか活動してくれないのです。どうすれば活動をはじめるかというと、ある程度の刺激が来た時だけです。つまり、「刺激が与えられるとさらに活動してくれる」ということでして。

やる気がない場合でもやりはじめるしかない、ということなんですね。そのかわり、一度はじめると、やっているうちに側座核が自己興奮してきて、集中力が高まって気分が乗ってくる。だから「やる気がないなあと思っても、実際にやりはじめてみるしかない」のです。

やりはじめる前に、やる気がないのは当然なのですか?はい。やっていないから、やる気が出なくて当たり前です。


 やる気が出るのを待つのではなく、やる気を生み出せということですね。従来から考えていた主従が逆ですね。ちょっとプログラミングしようかと思ってたのですが、やる気が出てこないのでウダウダと書いてみました。とりあえずXcodeを立ち上げることから始めます。


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最初の一歩は、GTDでやると良いですよ。 続やる気の出し方