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XcodeでGitのリモートリポジトリ(remote repository)を追加する方法

 Xcode4.2系になって、文句なくよくなったのがバージョン管理ツールとの連携。今までが酷すぎたのですが、4.2になって随分と改善されています。まずデフォルトのバージョン管理ツールがGitになっています。GJ!! そして、それ以上に素晴らしいのが、Xcodeからリポジトリを自動で生成出来るようになっていることです。iOSアプリの開発者は、昔からバリバリやってましたという人以上にプログラミングってよく解らないけど挑戦してみましたという人の方が多いんじゃないかなと思います。そんな人達にじゃぁGitのサーバ用意してってのは酷な話です。でも、Appleなら大丈夫。ローカルリポジトリならすぐ作れてバージョン管理が出来ますよという形にXcodeはなっています。素晴らしい!!(ただ、バージョン管理の概念があるのかは難しいところですが。)
 ということで、Xcode4.2ならプロジェクト始めたその瞬間からローカルレポジトリを作成出来てバージョン管理が出来ます。ただ残念ながら、リモートリポジトリを作るところまではサポートしてくれていません。なので、同一PC内でリモートレポジトリを作る為のチップスを紹介します。ググッてみたら、一度リポジトリを作ってからcloneする例が多かったので、一助になればと思います。ちなみに今回の例は、既にgitのモジュールを入れていること前提です。


コマンドラインで、空のリポジトリを作成

$ mkdir REPOSITORY_NAME
$ cd REPOSITORY_NAME
$ sudo git init --bare --shared=true


こっからが肝です。
Xcodeでプロジェクトの作成
File -> Source Control-> Commit
File -> Soruce Control-> Repositoriesを選択。プロジェクト名を選んで、Remotesを選択状態でAdd Remote
Remote Nameを適当につける。 Masterとかが一般的。
次にLocationで先程作成したPathを指定します。(もちろん別サーバのURLも指定出来ます。)
そして、プロジェクトをアクティブにした上で、File -> Source Control -> Push
これだけです。


簡単ですよね。ちなみにリモートリポジトリの保管先をDropBoxやS3にすると更に便利です。
詳しくは、このあたりも読んでください。
-- 週末プログラマにお薦め!!Subversion+DropBoxで似非分散型バージョン管理
Enjoy!!