プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

Amazon SimpleDBの料金体系

 前から使ってみたいと思っていたAmazon SimpleDB。ちょっと試そうとしています。まずは下調べということで、料金体系その他について。

マシン使用料

 月当たり最初の25時間まで無料
 1時間あたり0.14$

データ転送量

 イン
 月当たり最初の1GBまで無料
 0.10$/GB  

 アウト
 月当たり最初の1GBまで無料
 0.17$/GB  10TBまで
 0.13$/GB  40TBまで
 0.11$/GB 100TBまで
 0.10$/GB それ以上

ストレージ使用料

 月当たり最初の1GBまで無料
 0.25$/G(月当たり  )


 まずマシン使用料についてですが、EC2のインスタンスのように起動している時間ではなく、SimpleDBで処理している時間に対しての課金のようです。処理時間が少なければ、課金も少なくなります。まだアプリを作ってみていないので、SimpleDBの処理性能が読めないのですが、ちょっと高めの印象はありますね。 次にデータ転送量については、次のようにあります。

Data transfer "in" and "out" refers to transfer into and out of Amazon SimpleDB. Data transferred between Amazon SimpleDB and other Amazon Web Services is free of charge (i.e., $0.00 per GB).

他のAmazon Web Servicesから使う場合は無料のようです。Amazon EC2から使用する場合は気にしないでよいでしょう。
 最後にストレージ使用料です。1GB当たり0.25$と格安なので余り気にすることはないと思いますが、

Amazon SimpleDB measures the size of your billable data by adding the raw byte size of the data you upload + 45 bytes of overhead for each item, attribute name and attribute-value pair

説明文を読むと、実データの他に項目ごとに45byteのメタデータがつくようです。まぁ、仕方がないでしょうね。


その他制約について

ストレージの制約

 ドメイン    100アクティブドメインまで。(ドメイン≒テーブル)
 ドメインサイズ 10GB
 ドメインごとのattribute数 10億 (attribute≒列)
 itemごとのattribute 256 (item≒行)
 ※DB的にいうと、1行あたり256のカラムが持てます。カラム数×行数の合計は10億以内に抑える必要があります。

クエリの制約

 クエリ結果により返されるitem数 2500
 クエリ実行時間 5秒以内

クエリの実行時間は、どう制御されるのか気になるところです。


 申込は、Amazon SimpleDBから簡単に行えます。
続くはず。。。