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プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

消費税増税分は、高齢者は負担しないという事実

雑感

 諸費税増税について、意外な真実を知りました。何と消費税を増税しても、実質的には高齢者はほとんど負担しないということです。田中秀臣さんのブログを読んでいたのですが、その中の一節。
原田泰「消費税増税と責任ある政治の中身」

 さらに消費税増税は高齢者は負担しない。なぜなら年金支給額は物価スライド制で消費税増額分だけ支給額が上乗せされ、勤労世代だけが負担する。

 え、そうなの?と思って少し裏を取ってみました。
物価スライド制とは - 意味・解説 : マネー辞典 m-Words

 年金額の実質価値を維持するため 物価変動にあわせて、年金の受給額を調整する制度のこと。1973年から公的年金で導入されている。私的年金にはない制度である。前年(1〜12月)の全国消費者物価指数の変動に応じ、翌年4月から自動的に年金額が改定される仕組みになっている

 年金額は、消費者物価指数の変動に合わせて改定されるようです。では、消費者物価指数の中に消費税は含まれているのでしょうか?
2 消費者物価指数の作り方

なお,消費税などの間接税は,消費支出に含まれているので,商品の価格の一部として消費者物価指数に含めています。

思いっきり含まれていますね。

 ということで、消費税が上がると年金支給額も上がるというのは間違いなさそうです。年金受給者の消費税負担額=年金受給額×消費税率という等式は成り立たないので、一概には「消費税増税は高齢者は負担しない」という図式にはなりません。が、確かに現役世代に比べたら負担は小さいのは間違いないですね。というか、この事実を知っている人はどれくらいいるのでしょうか?(もしかして常識なの?)



ちなみに、世代別資産分布はこちら
給付金配るなら、20代に配れ!!
年齢階層別の金融資産保有割合をグラフ化してみる


2011/01/05追記
dankogaiさんが、年金受給者の消費税率に言及
404 Blog Not Found:年金受給者の消費税率はマイナスだった件

消費税は四重に逆進的である
404 Blog Not Found:消費税は三重に逆進的である
消費税は単に高所得なほど低実効税率という意味で逆進的であるにとどまらず、高資産者ほど低実効税率という意味でも逆進的であり、その上福祉の財源にあてることによって、高齢者ほど低実効税率--どころか負の消費税!--という逆進性が加わり、逆進性は三重になるのだ。
これを書いた時点では、公的年金の物価スライドのことまでは計算に入れていなかったが、見ての通り、消費税が上がると、それ以上に公的年金支給額は増えるのである。少なくとも実績では。