プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

Oracle TimesTenとCoherenceとオープンソースと

 先日、「Oracle涙目。memcachedの使い方」というエントリーを書いたら、それって、Oracle TimesTenCoherenceというコメントを頂けた。こういった情報を頂けるのは、非常にありがたいです。ざっと資料を読んだだけですが、確かに信頼性が高そうです。実際に使う機会があるかどうかは微妙なところですが、検討する選択肢が増えることは有難いことです。(ここのブログで書いていることは、9割方仕事から離れた趣味の世界なので。。。)


 別の視点で考えると、これこそがオープンソースに対してプロダクトモデルの難しいところなのではと思います。オープンソースだと誰かが欲しいと思ったら誰かが実装します。これに対してプロダクトだと、ユーザのニーズを探りつつ提供しくことになります。また、自社の注力したい範囲外でも商品戦略上、対応しないといけません。そして、段々製品が肥大化してきます。そんな時に、過去の制約なんて一切ない軽量なオープンソースの製品がさくっと出て、あっという間に人気化することがあります。その時のプロダクト側の言い分としては、○○の機能がない、△△の信頼性が低いといったものだと思います。が、大部分のユーザとしてはどうでも良い話なんですよね。
 当初のMySQLは、まさにこれだったと思います。トランザクションも何もないのに、かなり好意的に受け止められていました。これは、シンプルさがあってこそでしょう。


が、ここまで書いてふと思いました。段々MySQLも肥大化していますし、逆にOracleの方がシンプルになってきたりします。関係ないかw