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明日はどうなる?リーマン・ブラザーズ、メリルリンチ、AIG

リーマン・ブラザーズ破綻、破産法申請

米証券大手リーマン・ブラザーズは15日未明(日本時間同日午後)、連邦破産法11条の適用を申請すると発表し、実質的に破綻(はたん)した。米欧の金融機関との間で身売りや出資受け入れなどの交渉を続けたがまとまらず、自力再建を断念したものとみられる。

 リーマンは1850年創業で世界30カ国に拠点を持ち、従業員は計約2万9千人。今年3〜5月期決算で上場以来初めての当期赤字に転落し、6〜8月期決算でも2四半期連続の赤字になる見込みだと今月10日に発表していた。サブプライム関連の損失を計上してきたが、さらに損失が出る恐れのある不動産関連の資産を多く保有していたため、株価急落が続いていた。 

バンカメはメリルリンチ買収で合意 総額5兆3千億円

米銀行大手バンク・オブ・アメリカは15日未明(日本時間午後)、米証券大手メリルリンチを買収することで合意した、と発表した。買収総額は500億ドル(約5兆3千億円)。

 メリルリンチは損失が出る恐れがある不動産関連の資産を多く抱えていることから経営不安が高まり、株価が急落していた。顧客や株主の信用を回復するには抜本的な対策が必要と判断し、買収を受け入れたものとみられる。

 バンク・オブ・アメリカはこれまで、経営不安が高まっている米証券大手リーマン・ブラザーズの買収を検討していたとされるが、リーマンよりも規模が大きいメリルリンチの買収に切り替えた。 


米保険大手AIG、FRBにつなぎ融資申請 リストラ策発表へ

経営難に陥った米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が15日をめどに、航空機リース事業など保有資産の処分を柱とするリストラ策を発表する見通しとなった。米紙ウォールストリート・ジャーナルが14日報道した。

 AIGは投資会社数社に100億ドル以上の増資引き受けを打診しているもよう。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の深刻化に伴い、AIGは毀損(きそん)した自己資本を充足する必要に迫られている。

 また米ニューヨーク・タイムズによるとAIGは14日、FRBに400億ドル(約4兆2000億円)のつなぎ融資を申請した。投資会社がAIGの資金繰りなど財務内容を不安視したため、急きょ、短期の資金調達を申請したという。(16:03)


 リーマンが見捨てられて、メリルリンチが助けられた。後は、AIGをどう扱うかで今後の展開は大きく変わるでしょうね。まぁでもとりあえず明日は、日経も暴落でしょうね。
 ふと気になって、iシェアーズS&P グローバル・ファイナンシャル・インデックス・ファンドの動向を見てみました。この落ち方をどう考えるか。50ドル切ったら、買ってみるのも良いかもしれません。


iShares S&P GLOBAL FINANCIALS SECTOR Index Fund