プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

生涯年収は、就職先で決まるか?

「文系理系の生涯賃金格差は5000万円」〜さらば工学部(6)

 ざーっと、読んだ記事。理系と文系の生涯年収格差に対する記事。確かによく目につきますよね。まぁ、理系文系と大きく括るのもどうかと思いますが、たしかに対立構図としては解り易く書き易い記事かと思います。個人的には、会社に入ってみれば文系理系の違いってそれほど大きくならないと思います。まぁ、ぶっちゃけて話してしまえば、大学の勉強ってせいぜい4年です。院まで行ったとしても、6年。23歳から65歳まで働くとしたら、40年超。その期間の10分の1です。そんな期間だけで決まるのは、悲しいなぁと思います。
 私は所謂文系SEで、理系と呼ばれる人が多い職場で働いています。大学時代は経済を専攻していたので、普通に金融系の職種につこうと思っていました。ただ就職活動中に、自分の腕一本で食える職業って良いなと思い文系で出来る唯一の技術職のSEになりました。結果的には、よい選択だったかなと思います。特に負い目も、優位もなく普通に過ごしています。まぁ、大学時代を語るには歳が結構いってますが(笑)
 はてなのid:naoyaさんの言葉ではないですが、プログラマは世界を変えうる力を持っているのです。それが、全世界か日本だけなのか、会社の中なのか自分の人生なのか、それは人それぞれですが世界を変えられるのです。たぶん、私が普通の事務職や営業職についたとして、身につけられるプログラミングスキルはエクセルのマクロどまりだったでしょう。でも、今は違います。まだまだ未熟ですが、自分でプログラミングを学ぶ術を知っているので、必要となれば大抵のことは出来るようになりました。出来ない事は学べば済むだけです。
 お金が欲しければ、24時間自分の代わりに働く自分の分身をWeb上に作れば良いのです。また、統計を分析して、自分にあった最適な投資手段を見つけて資産を築けばよいのです。何も会社からの給料だけが、全収入では無いのです。(こういった世界も、最近になって初めてなのかもしれませんけど)何と言えばよいのかよく解りませんが、理系で培った技能・思考はお金になるのです。少なくとも自分の人生を変える力があるのです。それを会社のせいにして諦めるのではなく、色々挑戦して欲しいなと思います。
#もちろん、文系で学んだ技能でも同じです。