プログラマでありたい

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基盤技術者垂涎の一冊 サーバ/インフラを支える技術 ~スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用

[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ~スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ) (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)


 話題の[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術を読みました。ここ数年のオープンソース化の波は、色々な所に及んでいるんですね。気になった技術は、以下の通り
・ロードバランサ
  VRRPによる冗長化
   たまにテスト環境等でお手製で作ったりしていたけど、
   冗長化の方法を知らなかったので本番系では使ったことは無かったです。
   VRRPという冗長化の為のプロトコルがあるらしい
・MySQLのレプリケーションとスレーブ+内部ロードバランサの活用例
  内部ロードバランサと組み合わせて紹介しているのがありがたい
・memcachedによるキャッシュ
  さらっとしか紹介していないけど、一度検討してみようと思う技術
・Linux単一干すとの負荷を見極める
  1.ロードアベレージを確認する top
  2.CPU、I/Oのいずれがボトルネックかを探る
    sar -u CPU使用率
    sar -q ロードアベレージを見る
    sar -r メモリの使用状況を見る
    sar -W スワップ発生状況を見る
    wmstat 仮想メモリ関連情報の参照


 今すぐ役に立つという本ではないですけど、今のサーバサイドの技術にキャッチアップするのには最適です。ちょっと目を離すとどんどん進化していきますからね。