プログラマでありたい

おっさんになっても、プログラマでありつづけたい

私が旨いと思う、普段飲みの1,000円台のワイン

 昨日、軽い感じで1000円台のワインの選び方を書いたら、かなりの反響を頂きました。一方で、内容がないとか、解ってないとか、店員に聞けとか、割とフルボッコだったので少しグヌヌとしております。私はマズいワインに当たらない確率を上げる方法を書いたつもりですが、その当たりは余り伝えられなかったようです。一方で、地域にとっては状況が違うの部分が多いので出来るだけ抽象的に書いたのは問題だったかもしれません。その分、ブコメで俺が考える最強のワインを披露してくれているので、まぁ良いかなと思います。
 味覚については人それぞれなので、私が勧めるものも合う人も合わない人もいると思います。でも、折角なので私が定期的に購入してセラーに入れておいているワインを紹介します。好きなように突っ込んでください。

ナパ・セラーズ ピノ・ノワール アメリカ



 楽天で見ると2,000〜3,000円くらいで売っているけど、たまにヤマヤなどで1,500円くらいで売っています。Amazonでも何故か取り扱い量が多かったりします。結構、謎です。個人的には、ナパ・セラーズはピノ・ノワールが一番旨いと思います。

アロモ カベルネ・ソーヴィニヨン プライベート・リザーブ チリ



 これもネットで買うと1,500円くらいですが、何故か心斎橋の大丸だと常に1,000円で売っています。阪神梅田でもたまに1,000円で売っています。注意点としては、必ずプライベート・リザーブを買うこと。無印とは別物と言っても良いです。アロモはカベルネ・ソーヴィニヨンかメルローが旨いですが、一番はカベルネ・ソーヴィニヨンかなと思います。ちなみに輸入元は徳岡だけど、何故か直営店より百貨店の方が安く売っているのが不思議です。

レイヴェンスウッド ロダイ ジンファンデル アメリカ



 ジンファンデルという余り馴染みのない品種ですが、カリフォルニアではかなり人気の品種です。その中で、日本に入ってくるもので手軽に安定して美味しいのがレイヴェンスウッドです。これも無印とロダイがあるけど、ロダイがお勧めです。
レイヴェンスウッド ロダイ ジンファンデル

レイヴェンスウッド ロダイ ジンファンデル


ルパート ロートシルト クラシック 南アフリカ



 南アフリカは意外に当たりが多いです。その中で名前を覚えているのが、このルパート ロートシルト クラシック。ボルドーテーストで、フランスワインだと3,000〜4,000円くらいしそうなクォリティです。ネットでも2000円未満で買えるのがポイントです。

BIN555 シラーズ オーストラリア



 これは流通量が多いので、割と入手しやすいです。数字によって品種が変わるけど、555のシラーズが一番好みです。


シレーニ ピノ・ノワール ニュージーランド



 おなじく流通量が多いので、入手しやすいです。ニュージーランドはやっぱりピノ・ノワールが美味しいよ。


フェウド・アランチョ シラー イタリア



 ニューワールドではないけど、イタリアの安旨です。フェウド・アランチョも色々な品種あるけど、シラーだけは結構飲めます。


モンテプルチアーノ・ダブルッツォ カサーレ・ヴェッキオ イタリア



 イタリアだけどボルドーっぽい味のワイン。モンペラが値上がりしてきているので、感じが似ているので代替になる。


まとめ



 一応勧めてみましたが、ワインは試飲して気に入ったのを飲めばいいのです。他の人の舌に合わなくても、自分が美味しいと思えばそれで良いのです。そう言った意味で、百貨店はお勧めです。かなりの高確率で試飲出来ます。特に梅田阪神は気が狂っているのかというレベルで、色々な種類のワインを試飲出来ます。1時間くらい試飲していたら充分酔っぱらえるレベルです。(その結果、私は大抵5本くらい買って帰ります。)
 つべこべ言わずに楽しんでください。Enjoy!!


See Also:
身も蓋も無い1,000円台のワインの選び方
ワインの品種。まずは3つだけ覚えておけば大丈夫
百貨店の店頭でワインの選び方。或いは、店員さんとのコミュニケーションの取り方の話



裏方から見たJAWS FESTA Kansai 2013。ネットワーク&電源編


 先日、京セラドームで開催されたJAWS FESTA Kansai 2013。色々とあったものの無事に終了しました。申込者の合計は最終的には800人を超え、当日の参加者も600人に達する勢いでした。今回は大阪開催ということで、開催の準備を少し手伝っておりました。備忘を兼ねて、思ったことをまとめておきます。

電源事情



 私の担当は会場の設備だったのですが、終わってみての感想は物理的なインフラをスケールアウトするのは難しいということです。ご存知の通り京セラドームで開催だったので、一般的な勉強会のようにセッションごとに部屋が分かれている訳ではありません。となると、配電盤から電源ドラムで引っ張ってきて、さらに延長コードで分けるということが必要です。この制御が想像以上に難しかったです。その為、何度かブレーカーが落ちるという自体になりました。ということで、急遽間引いたり電源の利用を控えて頂くように調整していました。あと最初は近距離については電源ドラムを巻いたまま使っていたので、発熱で溶ける寸前まで熱を持ってしまっていました。色々な大規模イベントで当たり前のように電源が供給されていますが、この事自体も凄いノウハウがあったのだなぁということを実感しました。

ネットワーク事情



 またネットワークの方も、問題続出でした。この規模になるとWifiルータだと無理だろうということで、光回線を引き込んで用意していました。お陰で上位の回線自体は問題無かったのですが、DHCPでのアドレス枯渇に悩まされました。ハンズオンなどで必要な分だけを用意していたのですが、セッションが終わった後も利用する人がいるので想定より多くの人が利用していました。またそもそもアドレスのリース期間等もあるので、かなり余裕を持たせておく必要がありました。不特定多数が数百人規模で同時に利用するといったネットワークに関わることは無かったので、よい経験になりました。
 ちなみにイベントと関係ない部分ですが、これだけの人間が集まるので携帯/スマフォの入りが悪くなるかなと思っていました。蓋を開けてみたらどっこい、全然問題ありませんでした。京セラドームということで、各通信キャリアも特別な対応をしているのでしょうね。

まとめというか感想



 そもそもの部分で、事前にあまり参加せず当日のみのお手伝いが中心だったのが多いな反省点でした。それを離れて当日のプログラムを振り返ってみると、豪華メンバー陣のトラックが4本並行開催の他に、アンカンファレンス・ワークショップ・ハンズオン・CDP道場と非常に熱気があって良かったです。特にCDP道場やワークショップは、実際にどれくらい参加者がくるか少し心配していました。しかし蓋を開けてみると、非常に盛況でした。特にCDP道場は非常に好評で、途中で会場広げた程です。Elastic万歳!!
 またHTML5やRuby,PHPやWordPressなど、関西のコミュニティが大集合しました。おそらく全くAWSを知らなかった人も多数来られていたのではないでしょうか?今回をキッカケにクロス・コミュニティで活動していく始まりになれば嬉しいですね。JAWS-UGが新たな局面に入ろうとするのを実感出来る1日でした。楽しかった!!


See Also:
人生が変わるその日!! JAWS FESTA kansai 2013 9/28(土)開催です。


参照:
JAWS FESTA Kansai 2013

身も蓋も無い1,000円台のワインの選び方

Wine


 フランス人じゃないですが、日常的にワインを飲んでいます。しかし、お大尽ではないので、必然的にコストパフォーマンスの良いワインを探すことになります。だいたい1000円台のワインを飲むことが多いです。最近では選び方が解ってきたので、千円台のワインであれば比較的大外れすることもなくなりました。
 大体のポイントをまとめてみると、身も蓋もない結果になりました。賛否両論だと思いますが、参考にして頂ければと思います。

スーパーで買わない



 まず1つ目ですが、スーパーで買わないということです。以前にも書きましたが、大手スーパーは大量仕入れが前提となります。それに答えられる生産者は、大量生産する生産者だけになります。大量生産の生産者は自前の畑だけではぶどうが足りないので、近隣の農家からぶどうを買い集めることになります。その構造になると、ぶどうを納める農家側の行動原理は、出来るだけ多く納めることになります。そうなると、質より量となります。必然的に、出来るワインの品質は低くなります。

フランスワインは買わない



 誰が何と言おうとワインの最高峰は、フランスです。必然的に人気です。ワインを詳しく知らない人がとりあえずワインを買おうとすると、とりあえずフランスワインを選ぶ確率が高いです。そうなると、自然と高くなるのが資本主義の世の中です。そういった制約がある中で1000円台のフランスワインを買おうとすると、美味しくないワインに出会う確率が高いです。

 

新世界(ニューワールド)のワインをデパートで買え



 上記2つの結果を鑑みると、デパートで新世界のワインを買うのがベターです。まずデパートですが、意外に安くて旨いワインが多いのです。デパートは割とバイヤーが頑張っていたり、有力なインポータが定期的にフェアをしていたりします。全世界から小規模生産者のワインを発掘して、並べられています。
 次に新世界のワインです。新世界もしくはニューワールドと呼ばれますが、フランスやイタリアなどのワイン生産の伝統国ではなく、アメリカ・オーストラリア・チリ・ニュージーランドなど新興生産地を指します。伝統国の場合、昔ながらの作り方をしないと認定されないど厳しい制約があります。それに対して新世界の生産者は、伝統がないので自由に新しい作り方に挑戦できます。新世界というと大阪では串かつですが、ワインの世界だと挑戦者達の代名詞になっています。

最後に



 ちなみにお勧めしていないフランスワインですが、よいワインを選べば美味しいです。ちゃんとしたモノを選べば、1,000円台の新世界のワインと別格の味わいがあります。記念日や特別な日に、とっとおきのフランスワインを飲むとか、メリハリをつけて楽しむのが良いのではないでしょうか?ちなみにフランスワインも現地で買えば、リーズナブルで美味しいのが一杯あります。


追記:
グヌヌとなったので、続きを書きました。
私が旨いと思う、普段飲みの1,000円台のワイン
ワインの品種。まずは3つだけ覚えておけば大丈夫


参照:
スーパーで美味しいワインが売っていないたった一つの理由
コストパフォーマンス最高のナパ・セラーズが、1,680円で買える件
たった1,000円で、スペインらしいスペインワイン エステ2006
南アフリカのワインと言えば、これがお勧め ルパート ロートシルト クラシック
これは、まとめ買い。最高のコストパフォーマンスのチリワイン。「アロモ」
百貨店の店頭でワインの選び方。或いは、店員さんとのコミュニケーションの取り方の話