まいど本の宣伝ばかりで、我ながらひどいなぁと思っています。が、それでも紹介です。現在、Kindle本 春のフェアが開催中です。技術書を含む2万冊くらいが対象で、最大50%の割引もしくはポイント還元となっています。自著も調べてみると、対象になっていたので紹介しておきます。フェアは4/2までの開催なので、残りわずかです!
ちなみにKindleで技術書を買う場合のメリットとしては、持ち運び易いという他にもう一つあります。改訂版が出た場合、最新版にアップデートできるということです。これはかなりメリットだと考えています。それでは、早速紹介です。
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド
AWS本のなかで割と定番として扱って頂いているのが、このAmazon Web Services パターン別構築・運用ガイドです。AWSの分厚い本と認識され、EC2, S3, VPCといった定番のサービスのサービスを中心に、AWS上でどうやってシステムを構築するかをテーマにまとめています。またコンソール画面だけでなく、CLI・SDKでの操作も含めて解説しているので実践的と好評です。発売して2年たちますが、ベーシックなサービスを中心としているので、今でも充分ご利用いただけます。
Kindle価格で、3,672円の50%ポイント還元となっています。
Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法
パターン別構築・運用ガイドとは逆のコンセプトで、アプリケーションエンジニアがAWSを使ってモバイル/フロントエンドアプリで書いたのが、Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法です。別名が、AWSの鈍器のような本で、700ページ超の大作となっています。AWSのサービスを呼び出してアプリを作る方法を、iOS,Android,JavaScriptのコードで書いています。API GatewayやLambda,DynamoDBといったいわゆるサーバレスの文脈で語られるサービスを中心に扱っており、CognitoやKinesis Stream/Firehoseなどもいち早くピックアップしています。
1年前の本ですが、対象のサービスの進化が早すぎて困っております。一方でWebで情報が少ないものを扱っているので、ググるよりこの本を見たほうが早いことも多いです。実際著者陣一同も、忘れた時は自分が書いたところ読んで思い出して使っているという場面が多々あります。
Kindle価格は、50%割引の1,987円となっています。
Rubyによるクローラー開発技法
2010年代のクローラー本の元祖として予想外の売れ行きだったのが、
Rubyによるクローラー開発技法です。いろいろなWebサイトから如何にデータを引き抜くかということをテーマに、ひたすら考え方・方法を紹介しています。また単純なスクレイピングにとどまらず、ブラウザを操作する方法やAPIを利用する方法など多方面で攻めています。3年前の本なので、さすがに古くなっているのですが、中心として扱っているモジュールがanemone,nokogiriなので、本書のままでも使えるものが多数あります。また、抜き出す時の考え方を中心に書いているので、言語が変わっても参考になるのではと思っています。この本が意外にヒットしたので、クローラー/スクレイピング本が10冊くらい出てきました。幸いRubyのクローラー本はこれだけです。
Kindle価格は、50%割引の1,609円です。
データを集める技術
残念ながらセール対象外ですが、
データを集める技術は最近出したクローラー/スクレイピング本です。先のクローラー本が好評だったこともあり、気を良くした編集部が2匹目のどじょうを狙って企画されたのが本書となります。対象読者を少し広げて、エンジニア以外にも読めるように配慮しています。ということで、Excel・Googleスプレッドシートでどうやってデータを集めるかという方法を書いてあります。ここだけ読んでいると気が違ったかと思われるようなないようですが、実はExcel・GoogleスプレッドシートにはWebと連動してデータを集める仕組みが備わっているのです。
発売して4ヶ月程ですが、ネット上では全く話題になっておりません。一方で書店での販売は好調で、自分が見ている世界は半分だったのだなぁと実感させられた一冊です。